2015年12月31日木曜日

いざ修羅の国へ

化学ビデオ077~079を消化。
(自分なりにノートは作っています、念のため)

チミンとウラシルをなぜ作り分けたのか?という話もすごいですけど、DNAの塩基対で、水素結合でペアリングができるように構造が作られていることをはじめとして、生化学って本当に不思議だなあ、というか、世界を作って動かしているのは人間じゃなくって、アミノ酸なんじゃないかなあ、と思ってしまって、もっと自然に対して謙虚に向き合って、生きていかねばならんな、と誓いました。

(エヴァを読み終えた後だからか、資料を読んでいる時に不覚にも泣いてしまいました…)


「ここまでは肩慣らし、ここからが本番」ということで、年の変わり目に有機化学を一通り学び終えることができたのは、良かったんではないか、と。そしてこれから更に、厳しい局面に入っていくのだと。(有機化学も、専門書を全て読めていないので、何度も戻ってくることになると思いますが)


まさに、修羅の国に突入ですね。(いつラオウを倒したのか、というツッコミはナシで…)


年明けからはすっきり、大型案件に取りかかって、まずは月間のキャパを増やしつつ、理論化学の勉強にも挑戦です。(本を置くスペースも増設したし、当面は本を買える)



この一年、有機化学を勉強して特に感動したのは、

・原子間の分極の話
・窒素のローンペアの存在
・ベンゼン環におけるオルト、メタ、パラ配向性の差
・原子軌道の理論(sp3混成などの混成軌道がなぜ作られるか)
・共役結合の安定性

の話でした。
(どちらかと言えば、いずれも理論化学寄りですが…)


いずれも高校の時には勉強しなかったことですが、大学を卒業してからもこんなに多くのことを学べるんだな、ということに気づけたのも感動的でしたし(割と何にでも感動してしまうのですがw)、最近は机に向かって本を読んでいないとソワソワしてしまったり、この癖はなくさないようにしないとだめですね。



来年は更に、「見えないものを見られる」ように、更に精進です。




2015年12月30日水曜日

書く講座

私はもうちょっとで講座卒業なので、モニターにすら参加できませんが、

最近は特許翻訳の奥深さに気づき始めているので、まずはそっちでしっかり稼ぐようにします。

自分そこまでいろいろとできる人間ではないので、特許翻訳進めながら書く講座のモニタリングで勉強+仕込みまでは、キャパオーバーしているかな、と思いました。

書く講座の方は、是非とも「単体」で受講したいと考えているので、私のような人間でも受講できるように対応して頂ければ幸いです。



2015年12月30日

今日はトライアルの提出後、部屋の掃除をしながら、新しく本棚を調達したりして、物の置き場のスペースを確保。


もともと狭い部屋で、本棚もほぼぱんぱんになってきたので、とりあえずは来年の行動をスムーズにできるように、本棚周りを整理しました。


掃除や買い出し中に聞いていたのは、お金の新聞…。


経費処理のタイミングの関係で、買いたい本一式は年明けに購入することにしました(確定申告書類の仮決算をすると、今年これ以上経費に突っ込むメリットはないと判断したので)。
こういうことも考える余裕がないくらいに売り上げが上げて、年またぐ前にどかっと購入できるようにしたいですが。


あと、仕事と勉強の隙間に読んでいたヱヴァンゲリヲン(マンガ・Kindle版)を昨日の夜に読了。

今までは日本酒を頂くようにチビチビ読んでいましたが、後半に入ってから途中で止めるのはリズムが悪いと思って、一気に読み進めてしまいました。

A・T・フィールドの本当の意味も途中で分かって、管理人さんの言葉と繋がりもしたし、
何よりもストーリーの複雑な絡み合いが大変味わい深く、最終巻の途中ではボロ泣きになってしまいました…。

なんでも、エヴァの舞台が2015年だということも知らないくらいに、この作品については知らなかったのですが、読み終えたときにカタルシスを味わうこともできましたし、何よりも最初に作られたのが今から20年くらい前なんですが、当時にしては最先端のテーマを盛り込んでいることに驚きました。ヒトゲノム解析もされていませんしね…。


自分も歳取ったな、というのは、この作品を客観的に読み進めたことですね。
5年前に読んでいたら、絶対に碇くんに感情移入していたと思うし、やっぱり綾波を好きになっていると思います。
今回気づいたのは、この作品、各キャラクターの立場からの目線や考えが細かく移り変わって、「このキャラのこんな考え方は、自分は読んでいて気づかなかったな」ということに気づけた、というのが、自分にとって驚きでした。
(しかもキャラ全員、味わい深い)


今年中にこの作品読めて、良かったですね。


特許翻訳関係ないですねw
(以前「泣く泣く断った」仕事、今考えてみれば受けられなくはなかったな…と、ここ数日のスケジュールを振り返ってみると思いましたが、これは仕方がない。勉強に使えると思えば、目先の十数万を見逃すのはアリ…)


〜〜〜〜〜〜

21時50分追記

夜に進めたビデオ
化学0076、693、1189

有機化学のビデオに終わりが見えてきたので、気持ちよく年内でビデオだけでも完結させよう。(ビデオを見終わっても勉強は続く、という意味で)






2015年12月29日火曜日

2015年12月29日

・トライアル 4h

・ビデオ 化学0073~0075

・CVの書き直し



トライアルは分け合って日英なんですが、パラフレーズの問題もしかりですが、請求項の英訳(もとい書き直し?)が難しいです。トライアルなんで難しいとか言ってられませんが…。

幸い、以前にビデオで触れられていた「二冊」を少しずつ勉強していたので(まだ全て終わっていませんが)、参考にしつつ、ひとまずは完成。

難しいですが、自分なりに筋道を考えて形にするのは楽しいです。


請求項と言えば、

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この本でも学ぶことが多いのですが、自分で翻訳しているときに「じゃあこの場合は?」という風に、書かれている原文にいちいち引っかかってしまうことが多くなってしまって、こういう細かい部分は今は突っ込まないほうが良かったのかなあ、と少し反省。

まあ、勉強になれば儲けものなので結果オーライと考えているんですが。



2015年12月28日月曜日

2015年12月28日

・ジョブ 3.5h

・トライアル 2h

・ビデオ 692、化学0072

・メモリや用語集のメンテナンスなど



ビデオ692は、特許明細書の改善に民法案内を活用することについてのものですが、


先行文献が、発明の出願時には内容の特定は困難だけど、他の公開ソースから、出願人がほぼ予測可能なものである場合があることを聞くと、明細書一枚作成する中にも(単に翻訳だけじゃなく、権利の申請、取得、攻撃防御も含めて考えると)計り知れない努力というか、世界の積み上げと広がりがあるんだな…ということを垣間見たような感じがして、自分が知っている世界がいかにちっぽけかを、また知りました。

(このことは、ことあるごとに感じますが…)



年内の仕事は取りあえず終わって、トライアルが残っているだけですが、こちらも明日には終えて、残りはビデオ+自主勉強と、ネットビジネス系の音源の視聴に当てます。

プレッシャーから解放されてのびのび勉強ができるっていうのは、いいものですね。



和佐木坂ラジオは全部mp3化して朝の散歩の時に聞いています。



2015年12月26日土曜日

パワースポット





気の置けない親友と共に。

この後は霞ヶ関、国会議事堂、最高裁判所をみて回りました。


来年はこういう人たちと戦えるように、精進していきます。

2015年12月25日金曜日

2015年12月25日

・ジョブ 5h


仕事が金属絡みなのと、ボリュームも少ないので、今日やる分を終わらせた後は、関連資料に目を通した後に、化学ビデオを見ようと思っていたのですが、


銀イオンの抗菌性の話について読んでいると、「ばい菌やウイルスは、表園にリン酸エステルを含んでいるからマイナスの荷電を持ち、これがプラス荷電した金属イオンに集まって不動化して、増殖を抑えられる」という文章があって、ここでの「リン酸エステルとプラス荷電金属が会合」という原理にビビッときてしまって、この仕組みを使った技術とかないのか?と思い調べてみたところ、


それっぽいものはヒットしなかったんですが、代わりに目に入ったのが「錯体型人工DNAを用いた金属イオン配列制御と機能出現」という資料(DLしたんですが、リンク先のページを忘れてしまいました…)。


錯体を利用してDNAなんか作れるのか?というかそんなことやって大丈夫なの?


と思ってしまったんですが、読んでみると、金属と配位子の組み合わせで数種類の人工DNAができるらしく、ちょっとフロー状態に入ってしまって、関連する特許が

WO2005026188



WO2005023829。



金属は最初に電池のところで囓って、DNAやタンパク質は主に仕事でやっている箇所なので、こんな組み合わせがあるのか!ということに感動。(高分子化学の話も絡んでいるし)


完全にセレンディピティのワナにかかってしまったわけですが、この特許は久しぶりにワクワクしような内容です。
(結局化学ビデオは見なかった…)


セレンディピティというか、パンフォーカスしないとこういう感動や発見はないのかもしれませんね。


とまあ、勝手に感動してしまったわけですが(笑)、明日明後日はちょっと仕事を休んで、遠出をしてきます。








倉橋隆行さんに学ぶ仕事への姿勢


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この本は買って、電車の移動時間などに読んでいるのですが、


不動産投資云々の以前に、倉橋さんがどういう風に仕事に向き合ってこられたのかに、心を動かされました。


若い頃の生い立ちを読んでいると、文字通り泥臭く、仕事を経験する中で学ばれたことが沢山書かれていますし、そういう「現場力」というか、「経験」がその後の人生に役立つことはあるんだなあ、と。

「経験に投資せよ」というのは、こういうところから来るんでしょうね。


あとはCFネッツの社名の本当の意味も初めて知りました。いやー、というか、言われてみてばなるほど、というか。

(知りたい方は本を読んでみて下さい)


自分も倉橋さんのように、他人のことをもっと考えて仕事をできる人間になりたいですね。



そういえば、倉橋さんの朝礼講話のビデオを以前見たときに、恰幅のいい体とは裏腹に、声が高くってびっくりした記憶があります。体つきがいい=ドスの利いた(?)「ええ声」というのは、自分の幻想なのか…。


似たようなことは、プロ棋士の「ひふみん」こと加藤一二三さんがテレビ解説をされた時にもありましたね。






例えばこの動画なんかそうですけど、


A級順位戦では必ず鰻重を食べて、駒を空打ちして「バチンバチン!」という豪快なパフォーマンスをする加藤さんが、こんなかわいい声だったとは…(笑)


あの時の衝撃はまだ覚えています。



2015年12月24日木曜日

2015年12月24日

・ジョブの後処理など

・次の仕事の資料整理、対訳収集

・会計関連の作業

・ビデオ 691(民法案内1-13)


今日はペースを落とし気味。

さすがに毎日がっちり組んでやっていると、プレッシャーに負けて倒れてしまいそう…。



次の仕事は電気が絡んでいるけれど、講座の勉強中に電池から入っていたので、思った以上に既視感はある。

最近、どうしても仕事に近い分野の資料を読むことが多かったのだけど、「これって仕事と関係ないなじゃいか」と思ってしまうのも、精神的にケチケチしてしまってよくないな、と思った。


タンパク質のαヘリックスとβシート、最初はなんのことか全く分からなかったけれど、アミノ酸の構造がそれぞれどんな風なものなのか、ペプチドを形成する時はどんな風になるのか、ということもようやく分かってきたので、二種類の構造ができるんだなあ、と納得。

ここでも水素結合が出てきたが、案外どこでも出てくるんだな~。






泣く泣くお断り


まだ特許翻訳者としてデビューする前は、「冬は閑散期」ということをビデオで聞いていたのですが、


今年の冬は例外なのか、幾つか仕事の依頼が来ます。


既に来月末辺りまで予定が埋まってしまったのですが、別の会社からも仕事の打診が来るので、対応できないのは本当に申し訳ない限りです。


仕事の相談を頂けるのは有り難いのですが、自分の処理量の上限や勉強時間の確保も考えると、対応できる仕事量には限りがありますし、レベルアップも含めて、もっとクライアント(取引先)の期待に応えることができるような人間になりたいとは、いつも思うわけです。
(どれも、気持ちよく仕事ができている所なので、断る際の「罪悪感」は高いです…)


そういう意味では、仕事がなくても仕事があっても、胃に穴が空きそうな状態であることに変わりはないのですが…。



そういえば、最近食欲がなくなってきて「ついに歳とともに胃袋が縮んだか」と思ったのですが、思い直してみると、色んなプレッシャーとの戦いで交感神経が優位になり続けているだけなのかもしれません。




2015年12月23日水曜日

2015年12月23日

・ジョブの後処理

・ビデオ 化学0071


ビュレット反応で硫酸銅が出てきた時に、キレートは想像できなかった。

硫酸銅が出てきて、「イオンになるときに電子が入る軌道が不規則に変化する」ことが真っ先に頭に思い浮かびましたが、これは銅イオン(I)と銅イオン(II)の違いだから、今回は関係ないですよね…。


こういう箇所の繋がりを「筋良く」理解できるように、もっと素振りのフォームを意識しないといけないようです。



副業でやっている人はすごい

最近は、複数の取引先から、一応仕事の打診を定期的に頂けるような状態にはなっているのですが、


仕事の進捗や新規分野(仕事に関係するものも、あまり関係しないものも)の勉強、内容理解、そしてビデオを少しずつ見て、別の勉強…とやっていると、本当に他のことする時間ないですし(仕事や見直しに時間を使いすぎ、というのはあるかもしれませんが)、昼間別の仕事をしながら、休みの工面をして講座の勉強(か、稼げる段階になって副業として仕事をしながら、更に勉強)をする、というのは、恐らく自分の想像を絶するくらいに大変なことなんだろうな…と、今日朝の散歩をしていて思いました。


自分の場合、スケジュールをキツキツに入れるのはできないのと、どちらかというと完璧主義なので、余裕は設けているのに仕事に時間を投入しがちになってしまうのもあるので、カメみたいな速さでしか移動できないんですが、今の状態でもストレスがあるのに、会社勤めをしていたり、子供さんがいらしたりする状況というのは、ストレスマネジメントはどういう風にされているのか…というのが、すごく気になりました。


最近は、ビデオで言われていた「夜中に吐いた」ということが、なんとなく分かります点






2015年12月22日火曜日

2015年12月22日

・トライアル 3h


・ジョブの見直し 6h


・ビデオ 690 民法案内1-12



今回の仕事から、翻訳はmemoQでやって、厳密な進捗管理をするために、毎日メモリをエクスポートして、Tradosに同じファイルを読み込んで、処理数計算+英日上下対訳表示でチェック、という流れにしています。


上下対訳表示ができるようになってから、チェックの捗りが良くなりました。



明日中にこの仕事のチェックを終わらせた後、年内に小さい仕事を一件終えて、振り返りも諸々して、年明けに大きな仕事があるので、とりあえずはそちらにとりかかることになりそうです。



ちょっとスケジュールが大変ですね…




点と線

と言えば、確か小学生?の時に読んだ本ですね。


この本の「東京駅4分間の空白」(何分だったかは忘れた…)のアリバイ作りに感銘を受けて、今でもこの本は、自分の中では紛れもない「推理小説の名作」です。


(まあ、アガサクリスティとかを読んでいないので、大した読書録はないのですが…)



もちろん、人間のどろどろした関係は当時はよく分かっておりませんがw



これを機に、松本清張の「ゼロの焦点」と「時間の習俗」は読みました。


最初が松本清張だったから、N村K太郎の鉄道系推理小説は、そんなにすごいと思わないんだよな…。



こんな本ばかり読んでいるから、年齢不詳と言われるのかも。





2015年12月21日月曜日

2015年12月21日

・ジョブ 6h


昨日の夜にベンゼンのニトロ化反応諸々を一通り読んで寝るのが遅くなって、その疲れが今日にたまるという…。


今日は早く寝よう。




超速LPライティングセミナーに行って来ました

土曜日に行って来ましたが、感想を書けていませんでした。



時間は13時から19時くらいまでで、


最初は、LPに関する基本的な勉強をして(構成や用途等)、


その後は、実例を見つつ、和佐さんがテキトーに作ったサンプルも見つつ、


個人でアイデアを練ったり実際に書いてみたりして、


グループに分かれて発表。



参加者はなぜか、30名居なかったですね。



内訳としては、既に自分のビジネスを持っていたり、LPを書いたことがある(書いている)人が3~4割くらい。

残りは(自分も含めて)、これから何かをやってみたい(けどネタは決まっていない)、LPは書いたことがない、という人でした。



自分なりにテーマを絞って書いてみたんですが、


そこまでテーマを絞れなかったので(これについて書きたい!というのはすぐに出なかったから、とりあえず選んだ)、自分の中から言葉が出てくる、という感じではありませんでした。


が、幾つかルールみたいなのがあって、それにまずは則って書いてみたので、思ったほど難しくはありませんでした。
(これをコンスタントに書き続けるのは、また別問題ですが…)


今回のセミナーで感じたのは、自分は「夢や希望を売る」ことよりも、「恐怖感に訴える」ことのほうが、実感しやすいのだということ。


これには今までの経験もあるのでしょうけど、けっこう大変な経験、体験はトラウマのように心のどこかに残っているようで、他の参加者が発表していたLPでも、「こんなことができるようになる」という内容より、「こんな絶望が待っている」という内容に関しての方が、心が動きましたね。


このことは、自分があまり「欲を持たない」ことと関係しているのではないか、と当日思ったのですが、


もっと「自分がしたいこと」もこれから体験して(小さい頃はやっていたはずなんだけど)、自分のマズローも上げていかないといけないな、と思いました。



ただ、「自分の嗜好や考え方は他人と違う」という前提を持っているので、その中で、マズローが高くなっていっても、他人には分かってもらえないんだろうな、という「諦め」みたいなのが、あるのかもしれません。

そこは数段抽象化して、共通項に気づけるようになる必要がありそうですが…。




来年春で、急行「はまなす」の他にも、「しなの」の大阪~名古屋間も廃止になるので、もともと仕事と勉強だけしようと思っていたんですが、せめてしなのには乗りに行こうかな…




2015年12月20日日曜日

勘違い

芳香族化合物の配向性に関して、


トルエンのニトロ化の場合、第三級カルボカチオンの生成が


フェノールのニトロ化の場合、オクテット則を満たすことが


クロロベンゼンのニトロ化の場合、ハロゲン原子の電子救引効果が


ベンズアルデヒドのクロロ化の場合、アルデヒド基の炭素原子の電子供与性による、オルト置換/パラ置換の不安定化が


問題になるので、


先の記事に書いた、分極云々の話は不正確となりますね。



ただし、クロロベンゼンのニトロ化の場合、結果的にオルト攻撃/パラ攻撃の際にオクテット則が満たされることになりますが…。


面白いのは、ベンズアルデヒドの場合、オルト攻撃/パラ攻撃の際に第三級カルボカチオンは生成するのに、アルデヒド基の炭素がδ+になるので、本来安定な第三級カルボカチオンが最も不安定になる、ということですね。


今回で、三種類の配向攻撃の際の安定中間体や分極の作用など、一応理解できたと思います。



2015年12月20日

・ジョブ 4.5h


・ビデオ 689、化学0070


このブログを書いている時点で、化学ビデオは途中まで。


チロシンとフェニルアラニンのニトロ化の話で、

ニトロ基がベンゼン環のどの位置に付くか、ということを考えるに当たって、


トルエンのニトロ化の配向性は、

エチル基のH2はδ+だから、エチル基のCはδ-

→エチル基が付くベンゼン環のCは+になる

ということは考えられたけれど、N02+イオンの極性(というか、求電子か求核か)を考えるところでテンパってしまって、どの位置に付くかまで考えられなかった。


配向性の話はすぐに頭に浮かんだのと、マクマリー有機化学のどの辺りで出てきたかもすぐに思い出したのだけど、そこで本を見ずに考えることができず、中間プロセスをきちんと理解できていないなあ、ということが分かった。

自分の中では、ベンゼン環の配向性の話は、官能基の原子の分極度合いで、官能基から電子が放出されるのか、官能基側に電子が引っ張られるかで考える、という方法が強く残っているのだけれど、別の考え方ができないかも、もうちょっと頭を使ってみる必要がある。


前に一度トレースしたときは、理解できたと思っていたけれど、やっぱり一回では無理みたい。


ご飯を済ませてから、ビデオの続き。







フーコー登場





この本を読んでいてのけぞってしまうのは、引用書籍にフーコー関連のものが出てくるから。

(この本はめずらしく、フックがかかったところは赤線を引いて読んでいる)


例えば、

「フーコーによれば、『対象を各部分が互いに他の部分の外部にあるように分析』しなければならない」(p44)
(物クレームでの包摂範囲をどのように請求項に記載するか、という話)



いやいや、フーコーを出してきますか、と(笑)


(ちなみに、引用元はこちら



のようです)



一応学生時代に言語学をかじっていたので、シニフィエシニフィアンの対応は、明細書を読んでいても時々考えることがあるのですが、(特に仕事で翻訳をする場合、ゆらぎが生じて一概念一単語にならない場合があると、うーん、と考えてしまう)


まさかクレームドラフティングの本にフーコーが出てくるとは思ってもいませんでしたし、だからこそ、この弁理士ただ者ではないな…と思ってしまいます。


(ちなみに、ここでのフーコーは「ミッシェル・フーコー」。振り子の実験で有名なのは「レオン・フーコー」で、別人です)


フーコーと言えば、監獄の誕生が有名ですが、このあたりも学生時代に興味が出て、かじってしまいました。


もともと、なんでモダニズムや構造主義が、自分の学部で取り扱われているかは分からなかったのですが(入学前に、「このモダニズムコースだけは全く興味がない」と思っていた)、とある授業を受けてから180度考えが変わってしまって、


ロランバルト(エクリチュールの話)やラカンといった、偉人の禅問答のような思想に感銘を受けました。



今はクレームを書くほどのレベルに至っていませんが、この本を読んでいると、日本語の悪文(?)を紐解く時の考え方も知ることができますし、良い本を買うことができたな、と思います。


というよりも、かつて勉強したことが仕事に関わってきそうなので、言語学と構造主義分野も、も余裕を作って勉強したいですね…





アミノ酸って



なんだか電池みたいだ。


H2N-●●-COOH


両性イオンになったときは


H3(+)N-●●-COO(-)



理屈は違うけど、イオンの電荷±が、電池の+極と-極に思える。


そして、これらのイオンがペプチド結合してペプチドやアミノ酸を形成するのが、電池が延々と直列に繋がっているのと同じに思える。



2015年12月18日金曜日

2015年12月18日

・ジョブ 6.5h

なんとか終わりが見えてきたが、ややきつめの納期でまとまった量をこなさないといけないのは精神的にきつい。

でも、実際に経験しないとキャパや自分の理解度は上がらないと思っているので、基本的に来る者拒まずで担当します。


・ビデオ 688 民法案内1-11 と1186(こちらはながら)


今まで、裁判とかでは、条文に照らし合わせて「●●だから■■」のような判断をしているのだと、思っていたけど、今回読み進めて箇所では、様々な条文に照らし合わせて、かつ当事者の個別具体的な状況も鑑みて、どのように解釈をすればよいか、ということが説明されてあって、奥深いなと思った。

たしかに冷静に考えてみたら、裁判でも裁判官によって判決が異なる場合があるだろうし、どういう条文やこれまでの具体例をどのように解釈して、どのようにあてはめるのか、ということで、グラデーションのある判断を行うことができるのだろう。


最近はもっぱら、気分転換で民法案内のビデオを見ることが多いのだけど、法律系の勉強も、抽象論と具体的事例を(例えば特許関連で)行ったり来たりして調べてみると、奥深さに気づけるのだろうと思った。


ただ、他にもいろいろと勉強しないといけないことがあるので、今はあまりできないと思うけれど…。


・その他、メールのやりとりや別の仕事の前処理など。


・イベント関連


別の受講生ブログに先日書かれていた、バイオ系研究所の視察ツアー(?)を少し前に申し込み。有名どころは既に埋まっていたので、自分が興味のあるところで申し込んでみたけど、定員割れせずに催行決定となるといいが。


もう一つ、JASISのセミナー企業から情報を受け取っているのだけど、これはバイオ系の実験操作を体験できるイベントが定期的に行われるらしい。(抗体精製とかアッセイの方法など)

こちらも幾つかコースがあって、中には泊まりがけで行われるものもあるのだけど、こういう経験はしてみたいなと思う。値段が値段なのだけれど、まとまった仕事一件受ければ余裕で資金繰りはできるので、一日体験のようなものは申し込んでみようかと思っている。

ただ、そもそも大学時代に一度も実験をしたことがない奴が参加できるのか、参加してどえらいことにならないか心配なのだけれど…


(htmlがメールに使われているので、講座ブログのようにコピペで貼り付けできないのだけれど、興味あるがおられましたらメールの転送はしますので、ご連絡下さい)




明日は和佐さんのLPセミナーに行って来ます。




バイオ嫌いだったのは

生殖、解剖が苦手だったから。


居ませんでしたか、中学校の保健の授業の時に、気分が悪くなって保健室にお世話になっていたクラスメート。



それが私だったわけですが(笑)



あの頃は本当に、生殖系の章に入ると無理でした。失神というか、頭から血が引いていって、毎週保健の時間は辛かったですね。


いま考えると、よく親の胎内から生まれてきたな、と思いますけどね、自分。




あとは解剖。


グロい写真を見るのも拒絶反応が出てしまうので、これも無理でした。


(今仕事をしていて、図面で臓器や解剖写真がでてくると、うっとなります)




これはマインドブロックと言うより、生存本能みたいなものが働いてその道を選ばないようにしていたのかなと思います。(きちんとした理由は分かりませんが)



ただ、今仕事でしていると、アミノ酸の構造やタンパク質の配列、抗体と抗原の役割など、むしろ奥深いと思えるようになってきました。



少なくとも、翻訳をしていて「マウスを解剖して…」みたいな文章が出てきてもうっとならないので。







2015年12月17日木曜日

2015年12月17日

・ジョブ 6h

・トライアル 3h



先月の翻訳祭で練り歩いた相手からトライアルを受けて欲しいと頼まれていたので、ようやくとりかかりました。(というか、スケジュールとの兼ね合いはいつも厳しいんですが)


内容的には仕事で関係する分野(産業翻訳ですが)なんですが、やってみる限り、サクサクできるわけでもないですし、なぜか日英もセットなので、これは挑戦ということにしておこうと思います。



今の仕事も納期は若干きつめなんですが、早めに時間を確保してビデオも見たいです。



しかも、コンテッサの椅子に変えたのに、もう体が慣れたのか、肩こり再発したという…



ビジネスのネタ、じゃないけれど…






いつか「将棋実況」という動画をYoutubeで見つけて以来、集中力が切れたときや頭が働かない時には、テキトーに見ることがあるんですが、


マネタイズ云々の話の前に、圧倒的な量の動画(実践対局)を撮影して、最後は専用ソフトで検討しているのは、すごい。


レバレッジ講座で言うところのビデオセミナーと似たような立ち位置なのだろうけど、


広告も付いているし、幾ばくかの収入にはなっていると思う。


この運営者は何者か知らないけど、昼間仕事しながら夜や休日に対局して副業みたいなことは、実際できるんじゃないだろうか。(簡単な講座を自分でされているようでもあるし)


確かに、将棋を指しながら自分がどう考えているのか、というのを話すと、力も付くし視聴者にとっても勉強になるだろう。


この発想はなかった。


ただ、30秒将棋である程度解説しながら自分で将棋を指すと、殆ど手が読めなくなってしまうのだろうな…とは思う。







2015年12月16日水曜日

2015年12月16日

・ジョブ 8h


マクマリー有機化学(下)より、等電点の話。


アミノ酸のアミノ基、カルボキシル基がそれぞれカチオンとアニオンになるけれど、


これが酸性溶液か塩基性溶液かで、どちらのイオンが生成するかが変わってくる。


で、中性溶液だと共に電離して双極性イオンになり、


この時のpHを等電点という。



なるほど。



で、酸性アミノ酸はアミノ基が共に電離してカルボキシル基は電離しないので、等電点の値は小さくなり、塩基性アミノ酸だと、カルボキシル基が共に電離してアミノ基は電離しないので、等電点の値は大きくなる。


なるほど。


で、これらのアミノ酸が組み合わさってできているタンパク質も、それ固有の等電点を持っている(含まれるアミノ酸のそれぞれの等電点の平均みたないもの)。


そして、この等電点の違いを利用した分析方法が、電気泳動。



なるほど。




分析方法ひとつにとっても、アミノ酸の電離の性質の利用や、クロマトグラフィーでも物理的性質(質量とか)や化学的性質(どういう化合物と反応しやすいか、とか)の違いによって、用いる分析手法が異なってくるし、


こういうのを多面的に理解できていれば、幾つかの化合物が出てきたときに、「この分析方法を使えばうまく分析できそうだ」ということが、分かるということですね。


(つまり、物事を多面的に見れる力が大事と言うこと)



けどまあ、どの分析手法がいいのか、ということを理解するのは、東京から大阪に行くのに、予算や時間制限などを考えて、飛行機がいいのか新幹線がいいのかバスがいいのかを、自分なりに判断して選択できることと同じだと思うのだけど…。





切り口を増やす

講座一年目の間は(今は一年を超えて、受講期間延長してもらっています)、


調べて分からないこと、納得できないことは、クラウドを使い倒して質問していました。



その時には(最初のほうは無理でしたが)「他にどんな考え方や見方があるでしょうか?」と、管理人さんに聞いていました。

(自分はこう調べてこう思うけど、つじつまが合わない、とか整合性がとれない、とか書くのが前提)


まあ、当時の管理人さんのアドバイスを、どれくらい深い内容で捉えることができていたのかは置いておいて、「他のひとはどう考えるのかな」というのは、いろんな世界で興味があることなので、そういう視点をできるだけ多くもてるようになりたいな、とは思っていました。



クラウドのやりとりは秀丸に保存しているので、時々見直して、今はどう考えるのか、ということも、時間のあるときにやっています。



memoQ2015所感(2)


良い点

・プロジェクトファイルを途中から開いた場合(例えば翌日)、前回終えた箇所がすぐに表示される。

→Trados2014は必ず、ファイルの頭になるので、終わったところに「★」を入れて、いつも検索していた。(これはmemoQ使っていても変わりませんが)


・分節の切断と結合の柔軟性が高い。

例えば、This is a pen. This pen is blue.という文章が連続していると、

This is

a pen.

This pen

is blue.


と、間違って区切られている場合に、

This is

a pen. This pen

is blue.


のような結合が可能になる。

→Trados2014では、場合によるが、文章の切断が変なところでされている場合、Trados上で結合できない場合がある。

あと、Trados2014の場合、化合物の羅列がびっしり出てきたときに、例えば前処理で化合物名で区切ったファイルを用意してTradosに組み込むと、Trados上でこれらのセグメントを結合することはできないのだけれど、memoQだとこの操作ができる、と考えられる。

ということは、前処理を上手くすることで、訳語挿入の手間が省けるということになるのではないか。



・レイアウトの変更が可能


Tradosでもあったような気がするけど、原文訳文の窓、メモリや用語集の参照窓の位置が幾つかデフォルトで入っていて、自分が使いやすいものを選択できる。

(個人的には、Tradosはこの点で使いにくかった…)


・原文編集が容易

原文で文字化けや不要(または余分)なスペースがあるときには「ソースの編集」で修正できるのだけど、

この時に、他のソフトを参照しても、編集画面が閉じない。


例えば、PDFを参照しても、ブラウザを見ても、原文のセグメントが編集可能になったままである。


これが、Tradosだと、別のソフトを前面に持ってきただけで、編集画面が閉じてしまう。(つまり手間がかかる)


あとは、原文に出てくる不要なタグも、memoQだと簡単に削除できる。

これがTradosだと、原文に埋め込まれたタグは削除できないし、タグがあるときに変なところで分を区切ると、対応する閉じタグ(?)がセグメントから外れるからなのか、勝手にタグが増えていった。




悪い点

・セグメントの結合は、最初か最後のセグメントを起点にしてしか全選択できない。

例えば


A

B

C


というみっつのセグメントを結合しようとすると、

最初にAかCのセグメントにカーソルを置かないと、残りのセグメントを全て選択できない。

Bにカーソルを置いてしまうと、その上か下のどちらか一方にしか、選択ができなくなる。


Tradosはそうではなかった。



・「元に戻す」「やりなおし」ボタンがデフォルトで表示されない。


ツールバーの「編集」という部分を開けば表示されるけど、ワードやTradosのように、一番上の部分に付いていない。ので、ちょっと不便。


・時々原因不明のエラーが出る。

→なぜかセグメントにひらがな入力ができなくなる。(仕方なく秀丸で作業をしてコピペ)


・セグメント内で文章の順序を整えるとき、切り取り+ペーストが使えないときがある。


→切り取りはできるのだけど、なぜかペーストができなかったり。(一度別のセグメントをクリックすると、問題なくできる)




最後二つは、自分のパソコンとの相性なのかも知れません。




ただ、ここまで使ってきて、用語認識も問題なく、セグメント分割/結合も柔軟にでき、落ちることもないので、本当に優秀なソフトです。


これで作業負担が1割前後減ったのは間違いないですね。






で、ここまで来ると、もはやTradosがアミバ(北斗の拳に出てくるやつ)にしか思えないという。






~~~お知らせ~~~
2017年4月に、各種翻訳支援ツールの使い方をまとめた
電子書籍「翻訳ツール大全集」を出版しました。

Kindle版の場合、Kindle Unlimitedに加入していると
無料でご覧頂けます。


また、PDF版はスクリーンショットが見やすいので
今後長く翻訳に関わっていく方は、こちらがオススメです。

翻訳ツール大全集販売ページ

CafeTran Espresso



こちらはポーランドですか…。


memoQのKilgray社はハンガリー。


Memsourceはチェコ。



これからの翻訳支援ツールは、東欧勢が席巻しそうですね。



これらの国には優秀な翻訳者兼プログラマーのような存在がいるのか、それとも集まってくるんでしょうかね。


アジアでは東南アジアが競争力を付けていますけれど、ヨーロッパ圏内東欧が西欧を脅かす存在になってきているんですかねえ。




翻訳支援ツールだけなので、他の分野ではなんとも言えないわけですけど。



ちなみに、イギリスで一番多い外国人は、ポーランド人らしいです。


知り合いも言うていましたが、物価(賃金)が驚くほど違うので、英語ができてスキルがあれば、ポーランド人はイギリスに行って職に就くんですって。







2015年12月15日火曜日

2015年12月15日

・ジョブ 7h

・ビデオ 1185


仕事ばかりしていると、緊張感が高まりすぎて精神的に良くないな、と思ったのと、ビデオを見ると、音声が耳から入るからか、脳が再活性化するみたい。


仕事がもっぱら、バイオ絡みなので、いろいろ調べて最近ようやく、細かい部分の繋がりが分かる点が多くなってきたのだけど、この分野は講座でビデオも殆ど出されていないし、本当に最終的には、一人旅なのだな、と思う。


まあ、高校の時に生物が嫌で化学を履修して、それがこの講座に申し込むフックになったことは間違いないのだけど、なぜか今、その生物を勉強することになっているから、人生不思議なもんだと思う。


あまりこういうレベルの低い話はここで書かないほうがいいのかも知れないけど、ここ最近でやっと、タンパク質やペプチドのN末端やC末端の構造や、翻訳のプロセスにおける役割をしっかりと分かった、というか、イメージできるようになった。


東京医科歯科大学のレジメは本当によくまとまっていると思う、というか、今まで断片的にしか理解できていなかったのが、一気にイメージできて理解できるようになったので、よくもこんな資料を無料で公開しているな、とは思った。



さて、これとは別に、


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をちまちまと読んでいるのだけど、いろいろとフックがかかるので、引用してメモしておく。


「クレームドラフティング」は、大きくは2つの段階に分かれる。第1段階は、特定の技術から「発明」を構成する技術的思想を抽出する段階であり、第2段階は、技術思想を請求項に表現する段階である。


技術を請求項という文章上に投影するのは、目を閉じて象に触れ、それがどのような形状をしているのかをいいあてるのに近い。


ある発明をしたとき、その発明からどのような技術的思想を抽出するかは、発明者およびその発明を特許請求の範囲や明細書などに記載する弁理士が、その技術をどこまで深く理解しているかに深く依存する。



他にもあるのだけど、ちょっと追いつかない…。




あと、最近の悩みというか、とりあえず来年後半か再来年には一年間、ワーホリ制度で海外生活をしてみようとは思うのだけど、引き続きいろいろと勉強したいのと、既に本を沢山買ってしまったの、それをどうやって持って行こうか、ということ。

ビデオ1185号を見て、別に焦らなくても、一生勉強していけばいいの(ただし、のんびりではなく)のだ、ということでちょっと安心したのだけど、今の部屋だとスペースの限界もあるし、10年くらい先まで、おおよその枠組みをイメージしておいた方がよさそう。


そもそも、制度的に、海外では最長1年しか生活できないので(隣国のビザを取って、国を変えて住み続けることはできるけど)、ちょっと不便だよなあ、と思いつつ、向こうもたいがい生活費は安いし、もともとやってみたいことだったので、勉強の速度が落ちるかも知れないけど、やっぱりやってみたい。


ちなみに、別の国ではフリーランスビザが取りやすくって(というか、ドイツですが)、30歳を超えても、この制度を使えば一応一定期間住み続けることは可能なので、この選択肢もぼんやり考えておくつもり。



まあなんというか、不思議だなと思うのは、会社員「だけ」をしていて10年計画とかを立てるのはできなかったけれど(自分で稼いでいなかったから?)、今はある程度、自分でコントロールできる状態になっているので、先のことも鮮明にイメージできるようになったのかなと思う。




反省

昨日は、


間違ってカラー印刷してトナーをムダ使いしてしまったり、

その後、白黒印刷できるはずなのにプリンターがうんともすんとも言わなくなっていらついてしまったり、

登録したはずの固定台帳資産がなぜか登録されておらず、しかもソフトの操作方法も分からず、


という、予想外のトラブルばっかりで、頭を冷やせずにブログを書いてしまったのですが、


これでは読んでもらっている人に申し訳ないので、昨日のような日は、ブログを更新しないようにしようと思いました…。



こういう時にノンフロー状態に入ってしまうと、なかなか抜け出せないですね自分。



確定申告書類については、昨日は空いた時間に試しに作ってみようと思ったのですが、

エラーばっかりで逆にキレそうになったという。


まあ、何もせずに決算直前になるよりはましなのかな、と思いますが。



いやー、こういう時に頭冷やして判断できるようにならないとダメですね。




2015年12月14日月曜日

2015年12月14日

・ジョブ 6.5h

・各種印刷(綴じるバインダーも足りないし、仮にあっても置き場がない…)


バタバタしていて、グレースケール印刷するつもりがカラーにしてしまって、シアンのトナーがもうなくなってしまった。



memoQのレイアウトが左側に寄ってしまって、いつも左目しか使わないからなのか(利き目が左)、すぐに左の肩が凝ります…。コンテッサ使っているのに。


あと、知子の情報もスクリーンの左側に寄るので、いつも場所変えて閉じるのに、次の日開いたら元の位置に戻っているし、これはどうやったら解決するのでしょうか。


あれもしよう、これもしようとなるとダメですね。









2015年12月13日


昨日も午後から外出で、帰ってからすぐに寝たので記録が今になってしまいました。



・ビデオ 化学0069、ビデオ687(民法案内1-10)

・東京医科歯科大学の資料整理

→化学0068のビデオで紹介されていたものから検索して、拾える他のレジメも全て印刷しました。カラーだとトナーがいくつあっても足りないので(白抜きになっているから)、グレースケールでの印刷に変えてトナーを節約。


全て読めていませんが、何回か調べたことある内容なので、ちょっとずつ知っている言葉や中身が増えています。



高知移住の話は面白そうですね(笑)


ただ、自分は海外でワーホリしながら生活したいので、仮に受講料自分で払ってでも、そっちを選びますかね…。




2015年12月13日日曜日

2015年12月12日

・ジョブ 6.5h


以前に一度勉強したことがある分野なので、最初は怯んでいたけれど、思ったほど複雑な話ではない。

ただ、忘れていることもあるので、その都度良さそうな資料を拾ったり、最近は言葉を一つ一つ、知子の情報に放り込んで、少しでも蓄積を増やすことを意識している。

(知子の情報には、殆どWikiやネットの情報を入れて、てにをはを変えているぐらいなのだけど…)



夕方からは久しぶりの外出。仲の良い友人と話したけど、自分とは全く違う世界で生きていて、これはこれで勉強になる(その世界に自分は入りたいとは思わないけれど)。

自分と全く違う世界の話でも興味があるのは、そこから何かを考えるきっかけにすることができるから。ブログのネタにもなりますし…




2015年12月12日土曜日

ベーシックインカム

会社の給料がベーシックインカム、というのはいい考え方かもしれませんね。


自分の場合、人間関係やらでいろいろ支障が出るので、そこまで割り切ってすることは恐らくできませんが…。


でも、仕事の経験が長くなってキャリアも積む中で、仕事量も多くなってプレッシャーも大きくなるとは思うんですけど(想像ですけど)、その中でプレッシャーにも負けず、副業もきっちりと立ち上げられるというのは、すごいことだよなあ、と、やっぱり思います。(そこまで割り切る力が自分にもあれば、とは思いますが、それは諦めています笑)


というか、管理人さんがどういう風に副業の多角化をされてきたのか、その順番が気になる…ブログや講座案内を読む限り、翻訳の前に不動産投資をされていたような気はしますけど。


あと、法律系の勉強もいつ頃されていたのかな。


民法案内のビデをを見ていると、そう思います。

当たりの本


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まだ読み始めたばかりですが、


倉橋さんの考え方、自分に似たものがあるのでサクサク読み進めることができますね。


「高校時代にバイクに乗って停学処分」とか、


自分もここまで破天荒な人生を歩みたかったです(笑)


仕事に関しても「起業か丁稚奉公」という考え方も、自分と同じですし。


教育方法に関して疑問を呈しているのも、良いですね。


10頁読み進めるのに、100回ぐらい首を縦に振っていました(笑)




あとは


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これ。


技術思想をどう取り出すか、そしてその能力は弁理士によって異なる…など、講座で言われているものと同じことが書かれています。

(こちらもまだ最初のほうだけ)


2015年12月11日金曜日

2015年12月11日

・ジョブ 9h

・ビデオ 683(民法案内1-9)


久しぶりに早起きしました。ケツが見えてないと動けないのはもう自分の体質かな、と思っているんですが、仕事がきつきつに入っていない時でも、週の半分はこれくらいの時間に起きたいですね。


memoQ、分節の結合をささっとすると、たまーに落ちてしまうんですが(原因不明)、それ以外は全くもって問題なし。


プロバイダーに問い合わせたところ、進捗表示は一桁までしか表示されないようです。
(念のため、毎日メモリをエクスポートしてTradosに流し込んで、ワード数の計算はこちらですることにしました)



特許明細書って



何かに似ているなと思ったら、アレだ、



時刻表の巻末の桃色のページ。




ブログでは書いていませんでしたけど、小さい頃から鉄道好きでして(オタクと言われるほど熱狂的なものではなかったけど、列車廃止になるからと、わざわざ遠くまで出かけて行ったことは多々ありました)、


幼少期の愛読書は「JTB時刻表」「鉄道ファン」「将棋世界」の三冊だったのですが(笑)


JRの切符の細かいルールは全て、時刻表の巻末ページに書かれているんですよね。
(ツアー旅行とかクレジットカードの約款みたいなものなんですが…)


そこを読むのが小さい頃は好きで、「往復割引」とか「乗り継ぎ割引」とか「運賃計算の特例」とか、一通りは覚えてしまったわけです。


そして、そういう文書を読んでいると、「この列車をA駅からB駅に乗る場合は?」とか、個別具体的な事例で考えてみると分からない時があったり、「このルールって、こういう風に使ったらお得なんじゃね?」とか、そういうのを考えるのが好きだったわけです(笑)


もちろん、相手も一応しっかりした会社ですから、「こういう場合は○○」とか、例外や注釈を表記しているわけなんですけど、


そういうのを自分なりにほじくり返して、少しでも安く、少しでも楽に、少しでも快適に移動できる方法がないか、というものをいろいろと考えてはできる範囲で実践していました。

(鉄道の切符のルールの場合、鉄道会社が不利益を被らないように、また変なクレームを避けるために、全て「文章化」しておいて、利用者側に「きちんと確認して下さいよ」というための予防線にもなっているのだと思いますが…)



特許明細書の、「本明細書において、●●は…を意味する(含む)」という文言が延々と続く時がありますが、これって他でもなく、「時刻表の巻末ページを作る」ようなものなんだろうな、と思いました。


そして、明細書の記載にツッコミどころがあったら、(切符のルールを理解したうえで、抜け穴を探して切符を手配するように)、別の特許を上手くこしらえて出願したり、相手に食って掛かって潰す、ということになるんでしょうね。


これを考えたら、中間処理とか法律系の話も、身近な例に置き換えて(笑)入っていけそうです。




そういえば学生時代に旅行をした時に、新幹線→在来線と乗り継いで切符を発券してもらったことがあるんですが、自分で計算していた金額より若干高かったので切符を見てみたら、在来線の乗り継ぎ割引が適用されていなくて、「この場合って乗り継ぎ割引適用されないんですか?」と聞いて、「正しく」発券し直してもらったことがありました。(割引は適用された)

窓口の係員の方、入社したての若い女性でしたし、さすがに細かいルールまでは全部知らないのかなあ…とは思いましたが。



memoQ2015所感

良い点

・用語集の認識が、単数形複数形の違いがあっても認識される。

(Multitermだと、"embodiment""だけを登録していると、"embodiments"は認識されないが、memoQだと複数形の"embodiment"の部分までが認識されて表示される。他に、Fig.1と登録していてFig.1Aが出てきたときも、A以外の場所が認識される)

→手入力が省略されたり、訳語の参照が楽

・Tradosだと、3文字以上の用語しか認識されないが(「Fc」など、2文字の単語は登録しても下線が表示されない)、memoQは問題なく認識される(この差は地味に大きい)


・かつてビデオで言われていたTrados2007(2011?)のように、英日を上下にして表示、翻訳が可能(全てではなく、訳そうとするセグメントのみですが)

・全体的に軽い(用語認識にも時間がかからない)



不満な点

・進捗表示が厳密にされない(解法はありそうなんですが)


ぶっつけ本番で使い始めましたが、不満な点を除いても、◎を付けたいくらいの使いやすさですね。





2015年12月10日木曜日

2015年12月10日

・ジョブの見直し、納品 2h

・ビデオ 化学0067、0068、669、671(民法案内1-7、1-8)

・仕事関連の明細書読み(日本語)



今日は比較的余裕を持って一日を過ごせました。


明日からフルスロットルで仕事をする必要があるので、これくらいがいいのかもしれません。


資料関連は、化学067の東京医科歯科大学のレジメが参考になるので、ネットでヒットする限りDLして印刷していたのですが、思ったより早くシアンのトナーがなくなったので、ペンディング。黒の消費が一番速くて、シアンはまだまだいけると思っていたら、レジメの背景が青で、予想以上に食ってしまったようです。アマゾンプライムで明日の夕方頃には届きそうですが、ストックはもうちょっと持っていた方が良さそうです。(部屋の置き場が問題なのですが)



memoQも触ってみましたが、インターフェースに慣れれば、Tradosと同じように使えそうです。

(ショートカットキーの違いと、分節の切断/結合の操作がまだ慣れませんが…)

ただ、仕事のボリュームが結構あるので、慣れたTradosでするほうがいいのかな、と思ったりしますが。

使ってみて良いな、と思ったのは、

Tradosのように、長文の際にMultitermが途中で認識しなくなるようなことがないことと、

何よりも動きが軽いこと

ですね。



一つやっかいなのは、進捗表示が%で小数点第二位まで表示されないことでしょうか。

字数が多くなると、一日の処理量を正確に記録するのに、Tradosだと小数点第二位まで表示されるので便利だったんですが、自分でいじくった限り、memoQでそれはできなさそうです…。


あとは、メモリと用語集をできる限り最新に保つため、memoQの用語集はプロジェクトごとに作成して、仕事が終わったあとにエクスポートしてMultitermにインポートするとか、メモリもプロジェクトごとで作成して、あとでマージするとか、そういう手段を取った良さそうですね。



一年中半袖だなんてうらやましい


私は、


絶望的に肉付きが良くないので、


比較的南の方に住んでいても、既にヒートテック+上着二着+腰の部分に「衣服に貼るカイロ」、下半身もタイツ(パッチ?)+長ズボン、というスタイルになっています。


(ちなみに、読者にはどう思われてるのか分かりませんが、私男です)




ただ、部屋が乾燥するのは嫌なので、エアコンで暖房は付けず、遠赤外線のハロゲンヒーター(?)を使っています。


毎年これで冬をしのいでいます。


本当に冬は嫌いですね。




夏は汗ががぼがぼ出てくるので気持ちいいのですが。



ただ、人生の先輩からは「30超えると脂肪が絶対に付く」と数名から言われているので、それも覚悟しておかないといけないわけですが…(それはそれで嫌)




2015年12月9日水曜日

2015年12月9日

・ビデオ 1181~1184

キレッキレのビデオが破損していたらしいので、残念でしたが…。


・ジョブの見直し 3.5h


TradosのQAチェック用で英日を上下対比させて確認すると、セグメント番号が付いているので修正時に時間がかからない。これは大きいですね。


今はPat TranserにTradosのメモリをエクスポートしながら、次の仕事をmemoQで行うべく、各種整備中。


ただ、二つのソフトに同時に用語集などをインポートしながら、ブラウザを立ち上げてブログを書くのはちょっと重いようです…。




Waffle Cellを問い合わせてみたら、Win7の64ビット版Professionalも、追加料金を払えば先方でインストールしてくれるとのこと。HPには32ビットのHome Premiumしか入れられないと書いていたのですが、確認してみるものですね。


最近、仕事と勉強ばかりで休めていない、というか「邪魔タイム」が作れていないので、明日はちょっとだけゆっくりしようと思います。





藪の中


呼ばれた気がしましたが…





2015年12月8日火曜日

岡野の化学

管理人さんも、ビデオで何度もダメ出しされていますが、


確かに「理論化学2+有機化学2」の259ページ、「α(アミノ酸)の場合、1つの炭素Cにアミノ基とカルボキシ基が入っています」って言葉使いは、やめたほうがいいですよね…。


炭素原子に「入る」って、どういう状態なんでしょう…。「結合」って言葉ぐらい使え!と思いますが。


自分が高校生の頃、さすがにこんな本はなかった(自分が知らなかっただけ?)ですが、これを読んで勉強した高校生って、将来どうなってしまうんでしょうね…。



ダメ出しのあまりの多さに、「おぬし、どこの大学出身じゃ?」と思ってググってみたら、天下のT京K業大学じゃないですか…。恐れ入りました。


でも、こういう表現ばっかり目にして、この本しか読んでいないと、この人の本当のレベルが分からないですね…。



2015年12月8日

・ジョブの見直しなど 2h

・ジョブ 4.5h

・ビデオ 化学0066


化合物のα、β位の話、このビデオで出てきましたね…。




前にブログで書いたときは、分かりやすく「アルデヒド基の…」と書いていたんですが、本当は「カルボニル基の…」という説明になっていたので、アミノ酸のように、カルボキシル基でも当てはまるわけですね。



あと、進捗管理なども考えると、手帳だけでは管理が難しいため、がんすけ2をインストールしました。

ライセンスキーの取得は2300円足らずですか、安いですね…



ベストソリューション?


昨日寝る前にふと浮かんだのは、



仕事環境を


Mac mini+大型ディスプレイ+東プレキーボード+ローラーマウス

×

Waffle CellでWindowsの仮想デスクトップ


にするのが、自分にとっては一番良いのではないか、ということです。



DVDインストーラーを別途購入しないといけないのですが(ソフトを仮想デスクトップに入れるため)、



Windowsの大型デスクトップだと、海外で生活しようとすると引っ越しが大変なので、



ふと思っただけです。


(Win機で、Mac miniのようなパソコンがあればいいんですが…)



とりあえず年末年始は、Waffle Cellの導入に使おうと思います。パソコン筐体そのものは後からなんとでもなりますし。








業界のレベル

http://transformation-technologies.livedoor.biz/archives/65792601.html




この講座を始める前には、


とある方のすすめで、業界関連のメーリスに登録したことがあるんですが、


まあ、その中身がひどいと言いますか…。




(メーリスと言うより、会費を払ってネットワーキングができつつ、メーリスも閲覧できる、という仕組み)



期限の関係で、今も1グループだけメーリスは届くようになっているんですが、


この前は、パソコンの解像度の変更の仕方について、質問されていたような…(ちゃんと見てないんで、間違っているかもしれないんですが)



これこそ、「ググれ、○○!」って話じゃないのかと…。




あとは、明らに夢子さんと思われる人が、「なんでトライアルに受かったのに全く仕事が来ないんでしょうか?」ってまんま聞いていて(別のメーリスですけど)、


さすがにこの集団とつるんでいたら、こっちが貧乏神に取り憑かれてしまいそうなので、そのメーリスは速攻配信停止にしたことがあります…




ちなみに先日行った翻訳祭では、一日中無料ブース(企業が出展しているところ)を練り歩いていました。


セミナー関連は、払うお金と得るものを比べると赤字になりそうだと、直感的に思ったので。







2015年12月7日月曜日

2015年12月7日

・ジョブ 1.5h

・ジョブの見直し 2.5h


今日はペースダウン。




年末まで仕事で埋まった。


今年のうちに買えるもの買っておこう。


マクマリー有機化学は、上巻の238ページまで。


アルケンの求電子付加反応で、3-メチル-1-ブテンに塩化水素を反応させたときに、

2-クロロ-3-メチルブタンの他に、

2-クロロ-2-メチルブタンもできるという話、


これは、塩化水素のHが、ブテンの二重結合を攻撃(求電子)した時に、マルコフニコフ則でカルボカチオンが生成するのだけど、


その時に、カルボカチオンの安定性の関係で、第二級カルボカチオンから第三級カルボカチオンとなるように、メチル基のHが移動して、第三級カルボカチオンが生成しやすくなるとのこと。


(これを「ヒドリド移動」というらしい)


第三級カルボカチオンのほうが安定しているから、この逆の反応は起こりにくい。

(本ではいつものごとく、矢印の長さが違って表記されていた)


「反応が一段階で起こるとすれば転位を説明することは難しいであろうが、反応が数段階で起こるとすれば、転位を容易に説明できる」



と書かれてあったけど、これこそが、ビデオで言われている「中間体の存在を知る」(文字通りじゃないけど、反応をある程度トレースできるという意味)ということなんだろう、と思った。



以上は全く仕事と関係ない話。



仕事に関係しそうと言えば、今月の学会誌がバイオベースポリマーについての話題だったこと。



この辺りは、きちんと調べてないけど今後出てきそうだな…




Trados2014での、下付き文字と上付き文字に関するトラブル

例えば

NH2R1

(2は下付き文字、Rは上付き文字)


という化学式をTrados2014上で訳す(というか処理する)際に、


普通に「2」を下付き文字、「1」を上付き文字に変えればいいんですが、


似たような化学式が連続していると、時々、上付きと下付きを間違ってしまうことがあるわけです。


上の場合だと、「2」を上付きにして、「1」を下付きにしてしまうような場合。



今までは、ワードを使っている時同様に、間違った場合はすぐさま、正しい処理をしていた(例えば、上付き「2」に下付きの処理をさせて、表記を変える)んですが、


どうもこれが、ワードにエクスポートした時に反映されないようです。


厳密には、原因が分からないんですが…。





これまでも、製薬系の案件など「おしいい」案件を幾つか担当したことがあるんですが、


Trados上ではきちんと上付き、下付き文字で表記されているのに、ワード生成した時に訳文チェックをしていると、なぜか上付きと下付きが逆になって、後処理で対応せざるを得ない状況がたびたびありました。


(今もまさに、そんな状況なのですが…)


今まで原因は分からなかったんですが、



考えられるとすれば、Trados上で間違ったフォント処理をしてしまうと、最初の反映がクリアされずに、そのままワードに出てしまう、というものがあります。


さすがに自分も、延々と続く化学式のどこの部分で、下付きと上付きの処理を間違ったかまでは覚えていないので、推定でしかないのですが、



これを防ぐためには、フォント処理を間違った時に、一度フォントの状態をクリアにする(プロジェクトを開いた状態で「書式設定のクリア」を押す)ことで、解決されるんではないかと思います。



というのも、QAチェックで英日を上下対訳の形にして訳文の見直しをしている時に、訳文のタグがくっついて表記されるのですが、それを見ていると、単に上書きでフォント処理をしても、間違ったタグが消されていないからです。


(Trados上では「下付きの2」になっていても、タグを見ると「上付きの2、を下付き処理している」という入れ子構造になっている)



これが、後処理の煩雑さに繋がっているのかなと思うので、今後はこの辺りも意識して、無駄な時間をかけないようにしたいのですが…。


ワードだけだと、この辺りはスルーして表記されるので嬉しいといえば嬉しいんですが。


memoQを購入したので、今度はこちらを使ってみる予定ですが、改善されるかは分かりません。





2015年12月6日日曜日

2015年12月6日

・ジョブ 5.5h

・資料整理等



「α,β-不飽和アルデヒド」という、よく分からない単語が出てきたので調べてみた。


α、βというのは本来、アルデヒド基に隣接する炭素原子に結合している水素のことを指しているようで、αというのは、アルデヒド基の一つ横の炭素に結合している水素、そこからだんだん離れて、β、γ…となっていくようだ。


ここから判断すると、「α,β-不飽和アルデヒド」というのは、α-β位置の炭素間が不飽和結合になっている、ということなのだろう。


これを調べる中で、以前のビデオに出てきたケト-エノール互変異性の話と、各種反応機構(求核付加反応)が出てきたので、一応印刷してノートにとっておいた。



明細書を読む限り、この単語の反応機構に関する記載は今回はないので、あまり関係ない部分をほじくっているとも言えるけど…




厚みを築く


将棋の戦い方には、大きく分けて三つがあります。


一つ目が、白兵戦の切り合い。


二つ目が、堅さ。


そして三つ目が、厚み。



「切り合い」は、飛車角や桂馬が飛び交って、玉が薄い中で「肉を切らせて骨を断つ」指し方。


「堅さ」は、穴熊先方に見られるように、玉の周りに金銀を密集させて(おまけに戦場から遠い)、「自陣に手が回らない」ことを生かして、少々無理気味の攻めでも無理やり繋げて、勝ちきる指し方。


そして三つ目の「厚み」。


これは説明するのが難しいんですが、とりあえず下の画像を見て下さい。





この先手陣(手前。漢字が逆向きになっていない駒)ですが、「前に盛り上がって」いる感じが分かると思います。


金銀の密集具合も目につくと思いますが、それ以上に「相手を押しつぶす」ことで勝つことを主眼に置いています。


この「厚み」の勝ち方がいいところは、「勝ちやすい」というよりも「負けにくい」ところ。


正直、先手陣の玉周りの囲いは、それほど固くはないんですが、


いざとなれば、玉を金銀の近くに移動させて、手が届かないようにすることもできます。



将棋の駒は殆どが「前にしか進めない」ので、玉がスルスルと上に逃げていくと、すごく捕まえづらいんですね。


「厚み」のある陣形は、「堅さ」とは違って「駒同士の間に、空間がある」ことが特徴です。



ちなみに、穴熊とは以下のような陣形です。





小さくて申し訳ありませんが、


玉がお互いに端に寄って、ちょっとどうやって手を付ければいいかが分かりませんね。


これが「堅さ」ですね。



堅さを生かした将棋もありますが、





ぼくは現役で将棋をしていた頃、圧倒的に「厚み」を築いて戦うほうが好きでした。


駒も戦場から離れていないですし、金銀の連結も良くって玉周りに空間もある。



「勝ちやすさ」を追求するより、「負けにくい」形を作って、相手の力も利用しつつ、時間をかけて勝ちきる、


というほうが性に合っていたんだと思います。


(それに、この戦い方で勝利を味わうと、やめられなくなります笑)





特許翻訳やビジネスの複合でいうと、取引先が数社あって安定的に仕事が来る、得意分野が幾つかあって、周辺分野との複合案件にもある程度対応できる、ネットビジネスも合わせて、幾つかの収入源を確保している、という状態ではないでしょうか。



これからは金銀の連結を良くしつつ、空間も適度に確保して、一層厚みを築くことに注力します。







2015年12月5日


別の記事書いていたら、ログを書き忘れていた…


・ジョブ 4.5h(翻訳)+関連資料整理

・ビデオ 化学0065



2015年12月5日土曜日

講座の進め方

他の受講生の方もブログに書かれていたと思うんですけど、


自分の興味のある分野があるのなら、講座ビデオを最初から見なくてもいいと思います。


例えば、女性だったら化粧品とか、衣服に使われる繊維などがありますし、

(ストッキングってナイロンでできているんじゃありませんでしたっけ?)


身の回りで手術や通院経験があるのなら、医療機器の分野でもいいでしょうし、


講座の明細書ビデオはあくまで「一例」と考えたほうが、いいかもしれません。




私が受講を始めたときは、確かビデオが700本くらいあって、「一年で全部消化するようにしてください」と言われていましたが、同時に「自分の好きな(得意にする)分野も決めて下さい」と、最初に言われたので、



自分は「リチウム電池」にしました。


理由は結構「なんとなく」なんですが、理科の授業でボルタ電池とか習ったのを覚えていたのと、エネルギー分野に興味があったので、そこにしました。



講座は、Wコースの手法にならって、自分で明細書を翻訳して調べ物をして、クラウドで質問もして、


同時に(気分転換に?)明細書ビデオも見て、調べ方や資料の取り方で、自分が吸収できる部分を拾っていきました。



結果的に、取引先の関係もあるのか、電池系で仕事を頂いたことはないんですが、あの頃にこまめに調べて図解をして、ということをやっていたので、別の分野で仕事をするときも、あまり抵抗なくできているのかなと思います。




最初はなかなか分からないんですが、特許って結局、私たちの身の回りの課題を何らかの形で改善していくために必要なものなので、


専門知識とかバックグラウンドとかは本当に関係なくって、


ある意味では、自分がどれだけ身の回りのものに興味を持っているのか、ということが大事になってくるんじゃないかな、と思います。



MRJも炭素材料で機体は作っているようですし、


肩こりに効く貼り付け剤も買うわけですし、


目薬とかコンタクトレンズとかも、お世話になっている人は多いでしょうし、


栄誉補助食品とかも、そうですよね。




そういうところに何らかの形で興味は持つと思うので、


そこを取っかかりにすればいいのだと思います。




仕事や勉強をしていて、「この仕組みってこの製品にも使われているのか!」ということが分かったときは、楽しいです。




メメント・モリ



ジョブズのスピーチ↓







もそうですが、



自分が好きなバンドの















を聞くと、今でも死を想います。


これだけ哲学が詰まった、深みのある唄を作るバンドは他に知りません。


ぜひ、この記事を読んで頂いた方には一度聞いて頂きたい曲です。

(一度で理解できるとは思えませんけど)





まだ、この体から涙は涸れてない模様。




生きねば。






不可能なこと



って恐らくないんだろうな、


と、この講座を受けてから、より一層思うようになった。



特にお金関連では。



身体能力のような部分では、もう諦めていることも多いのだけれど、




実際にある程度稼げるようになって、


色んな本も読んで、中身もちょっとずつ理解できるようになって、




「できない」ってことを強く思わないようになった。



「ああ、たぶんこれは現実になるんだな」と。



それをいつにするかは、もうちょっとしっかり考えないといけないんですが…




まあ、いうて自分もフロー状態とノンフロー状態の時があるので、


できるだけフロー状態を多くすることが、必要ですね。



そのときにいろいろと考えて、棚卸し。





マッサージチェア



もありかあ…。



ただ、今の住まいでは場所がないので、次引っ越しするときだな…。未定だけど。



でも、マッサージチェア買うなら、海外に行って数年ずつ生活とか、厳しそうだ…







手帳を使うのは苦手



年収1200万vs400万の手帳の使い方



ほう。



ぼくは、手帳を使うのが苦手です。


なんというか、別に書くことがないから(笑)



今年も、1500円くらいする手帳を買って手元に置いているんですが、


殆ど真っ白。



仕事の納期はメモ書きしていますが、


この前見返していたら、「鍼灸院に行った」と、完全に事後報告で書いていました(笑)


外出時の電車の乗り換えや会場なども、スマホで検索したものをスクショに入れれば事足りますし、


いろんなことはこうして、ブログに書いていますし、


スケジュールは一通り頭の中に入っていて、


タスクは机の前にポストイットで貼っているので、


来年の手帳の処遇をどうしようか、と思っていたら、





ハラショーさんがメルマガで


「俺はマンスリーのページと、白紙(メモページ)がどっさりある手帳で十分だ!」


みたいなことを書かれていて、自分もピンと来るものがありまして、



来年の手帳は、ネットで拾ったマンスリー12ヶ月分と、アニュアル(年間予定が、各月縦列で左から右に月が増えていくもの)を、エクセルデータで拾って印刷して、


それをファイルに入れて持ち運ぶことにしました(笑)



学会の年次大会やコンベンションのイベントは、分かっているものだけアニュアルのほうに書き込んでいますが、



たぶんこれで十分そうですね。


今後のプランニングなどは、丈夫なメモ帳を別に買えばいいのかな、と思っています。



本当はもうちょっと、手帳を上手く使えるようになりたいんですが。




2015年12月4日金曜日

なるほど


マンションの一室を買い取って、生活をして飽きたら賃貸に出して、



その間自分は海外生活、っていうのもありなのか。



管理が大変そうだけど。


自分が住んでいる地域での中古購入物件を調べていたら、最安が300万円を切るぐらいだったのだけど、


近くにスーパーとかがなさそうだから、自分で生活するにも不便そう。



今の住んでいる所を出て行く時には、賃貸じゃなくって物件を買って、不動産投資(?)も視野に入れておいてもいいのかも。




さっさと稼いで貯蓄も作っておかないと!!



2015年12月4日

大きな仕事を今日は寝かせて、抱えている次の小さな案件の調べ物や、大きな仕事の中で深く突っ込みたい部分を調べて、ノート作り。


PDFの資料で専門性の高いものも読んでいるけれど、分からない部分は飛ばしているので、資料を印刷してファイリングするものの、全て完璧に理解できているわけではない。



もともと高分子材料×電気(燃料電池)で講座を進めていったものの、初めての取引先から打診される分野がバイオ・メディカル寄りなので、そちらを勉強せざるを得ず、今抱えている案件も共に病気や製薬絡みの案件。


自分はいうて若いので、仕事で癌治療とか尿路感染とかの世界に入っていくと、勉強になることしかないのは事実だけど、将来的に自分がこれに罹って、病因のお世話になるのはゴメンだと、心から思う。

そういう意味では、フリーランスでストレスをあまり抱えないように生活をしたほうが、病気とかにも罹りにくいのかな、とは思うけれど。



あとは、たまに来る別会社が高分子材料系なので、これはこれで楽しい。



他に、ビデオ1179、1180号を視聴。



memoQもトライアル版をいじってみて、自分が懸念していた

・用語/メモリのインポート

・翻訳画面の操作の仕方

・訳文チェック時のバイリンガルファイルの作成

が問題なく行えたので、もう購入した。

翻訳祭でもらったクーポンコードを使って、レートの変動もあってだいぶ安く買えた。

次の仕事で元を取れればいいのだけれど。

何よりも、用語/メモリのインポートが軽い軽い。

Tradosの10分の1以上の速さでしたよ(笑)



その他、Eightという名刺管理アプリをスマホに入れて使ってみたり、

蛍光ペンやノリといった消耗品をAmazonで購入したり。


納期も緩めで精神的に不安な点も少ない、今日みたいな日もたまにはいいもんだ。



2015年12月3日木曜日

2015年12月3日

・ジョブの見直し、後処理  9h


TradosでQAチェックでデータをエクスポートして、英日上下で比較できてサクサク進んだ…


と思ったら、訳文修正をTradosでしていると、最後の最後でTradosがフリーズ→再度開いて終えるも、ワードにエクスポートはできるもデータが開けないというトラブルに…。


メモリが生きているので、別のプロジェクトを立ち上げてメモリを流し込み→再度エクスポートで以前のように解決、


のはずが、これでもなぜか開けず、さすがにちょっとテンパってしまい、


データを「プログラムで開く」→「ワードパッド」を選択して中身を全選択

→ワードを立ち上げてコピペで、なんとか解決しました…。


なんというか、こういうトラブルが続くと、何か起こる前提で「また起こるんだろうな~」って思ってしまうから、本当に起こってしまう、という悪循環に陥っているような気がする。



とりあえず、先日の大阪セミナーでmemoQの試用ができるようになったので、

メモリと用語集一式をこちらに取り込んで、次のTrados非指定案件でこれを使ってみて、とっとと購入するのがいいのかと思いました。




売り上げ管理

は、売り上げが発生したときに(請求書を送ったときに)記録しています。

振込までラグがあるので、手元にある現金と、書類上の金額が一致しないことが殆どですが、


例えば11月末に請求書を送ったら、その日付で売り上げとして記録。



あと、確定申告用のデータとは別に、小遣い帳(?)のようなものを別に用意していて、

あらゆるお金のやりとりは、こちらのExcelに記入して記録しています。

(友人とご飯に行ったときに、全額とりあえずこちらが払ってから、割り勘でお金が戻った時の記録も、全て)


これは、小学生の頃から「出納帳」ノートを作って、親からのお小遣いの入りや、駄菓子を買ったときの出を細かく管理していた時のクセが、今になって役立っています。


基本的に、自分の収入や支出は、こちらの「小遣い帳」Excelの数値に基づいて計算しています。

どれくらいの利益があるのかも、これでだいたい把握できます。


(確定申告用だと、減価償却とかで支出が減ったりして、実際の状態と異なってしまいますから…)




まあ、実際問題、使うお金=殆ど全て経費にしているので、あまり変わらないといえば、変わらないんですが。







2015年12月2日水曜日

2015年12月2日

・ジョブ 6.5h

・ノート作成等 1h


仕事は一段落。

Trados2014から訳文チェックを楽にできる方法を教えてもらったので、今回の見直しからはそれを使う予定。


ただ、新規分野の内容が込みっていて、仕事を進める中ですごく抵抗ができてしまった…。

見直しでだいぶ気づくことがあると思うのだけど。



気分転換に(?)、高分子材料系の特許判例を調べてみて読んでみた。


弁理士の方が書いていたHPで、ある判例の解説のようなものだったけど、どういう技術思想をコアにして切り取るのか、ということが書かれてあって、その切り取り方をミスると、特許が認められなくなる場合もあるようだ。


ちなみに、このシリーズを読みました。



このリンク先にかかれているようなことをちらちら考えながら、翻訳できるようになりたい。








2015年12月1日火曜日

2015年12月1日

今日は大阪まで、翻訳支援ツールの説明会に行って来た。


パソコンを持って行って、できる範囲で自分で動かしてみたのだけれど、思っていた以上に使い勝手がよさそう。


導入費用は10万円以下なので、一括で経費で落とせるし、Trados指定がないクライアントもあるので、そういう時に重宝しそうだ。


他は、仕事関連の資料を移動中に読んだり、高分子吸収剤の特許の動向を調べたり。
(あとは、歩いている途中はずっと、スマホに入れたネットビジネス系の音声を聞いていた)


セミナーの後は本屋に行って、知財系の本棚をざっと漁って、どんな内容の本があって何が話題になっているかをチェック。



昨日と打って変わって今日はフロー状態なので、これからもうちょっと進めていこうと思います。




やっぱり…


管理人さん、退職されたんですね。


おめでとうございます。



数ヶ月前から日中にブログ更新されることが多くなって「有休消化して第六期への仕込みをされて、年明けに退職されてロケットスタートされるのかな?」とは思っていたので。



まあ、人の心配する以前に自分の心配しろってことですね、はい。