2016年7月24日日曜日

近況

ヨーロッパはポーランドに到着しました。


①住居環境


めちゃくちゃ広い部屋に住んでいます。出発前に知人を介して紹介してもらって、写真では確認をして契約をしたんですが、思った以上に広くて快適、それにしずか…。


それに、人生初のロフトベッドです。Gさんは「ロフトベッドから降りられるくらい広い部屋に引っ越したい」とおっしゃっているようですが…







しかも、ロフトベッドの下にたんまりと本棚スペースがあるという…。これはこっちで住めっていうことなのでしょうか(笑) 書籍は全部電子化したので、ちょっと勿体ないというか…

ちなみに家賃は、日本円で5万3千円くらい。為替レートの関係もありますが、もともと6万円で自分は計算していたので、お得な感じです。


大型ディスプレイ(サムスンの24インチ)とレーザープリンター(ヒューレットパッカードのモノクロ)も、到着した日のうちに購入。日本で住んでた部屋(実家の一部屋)が狭くて、この時は15インチのノートパソコンを直接見ていましたが、もうあの大きさで仕事は無理ですね…。

あと、この写真には写っていませんが、椅子はエルゴヒューマンのErgomaxを購入しました。これも日本にいる間に注文して、現地到着の翌日に配送されるようにしました。先方の部品梱包ミスで到着が1日ずれるというハプニングがありましたが(笑)

予想外だったのは、椅子の組立を自分でしないといけなかったこと。さすがに一人でできましたが、思っていた以上に重いし、日本ではコンテッサを大塚家具で買って、組立済みのものを配達してもらったので不意を突かれた恰好でした。椅子も、日本円で5万3千円くらい。コンテッサは日本で15万円くらいして、ヨーロッパで買う場合もそれくらいするようだったんですが、さすがに1年滞在でその値段は高いな…と思ったので、エルゴヒューマンにしました。



②仕事

到着してからすぐに取りかかっています。おかげさまで、二週間の休暇中に相談を頂いて、すぐに取りかかることができました(2週間休暇をとることと、海外に引っ越すことは伝えていたのですが…)

既に数件スケジュールが入っている状況です。ただ、さすがにこっちにきて仕事しかできないのは残念なので、セーブして見聞を広めたいですね。特に夏は日照時間が長いので。

理想は、寒くなっていく秋から冬にかけて部屋に籠もって仕事三昧で稼ぎまくる、ってことなんですが、さてどうなるやら。


ただ、仕事と勉強をしていないと不安になるっていうのも事実でして(笑)、今日は朝から講座の化学ビデオを(気分転換も兼ねて)視聴。あとは、学会誌をPDFデータで入手できるのでそれを印刷して読んだり、仕事関係のPDFファイルを印刷して読んだり。


今抱えている仕事は、あとは見直すだけの段階で、時間的にも余裕があるのですが、さっさと終わらして残りの時間で遊ぼうと思っています。先に遊んで時間の無い中で見直しするのは怖いですから…


③電子書籍

おかげさまで50冊以上購入して頂きました。各所で告知して頂いた皆様には、頭が上がりません…。

第二弾、第三弾も作っていきたいんですけどね。コンテンツをどうするか。とりあえず「特許翻訳実践編」とかでも良さそうなんですがね。持っている本の紹介とかソフトの紹介とか。



④その他

こっちの物価は、たぶん数年前より若干上がっているようです(肌感覚ですが)。それか、首都に住んでいるからかも知れませんが…。

それでも、家賃5万円台で、スーパーでスパゲッティとかパン、チーズ、ヨーグルト、サラダなど、3~4日分の食料を買っても1500円いかないので、最低の生活費はたぶん8万円くらい。


これに、毎日昼食と夕食を作るのは面倒なので、とりあえず昼食は街を散策して食べているのですが、これでも一食500~700円あればお腹いっぱい食べれます。旅行とかをしても、10万円あれば余裕で生活できるので、稼ぎはその3~4倍あれば十分おつりがついてきそうです。

理想は、週4日くらい仕事して(1日5時間くらい)、後は勉強と街散策、ブログ更新、旅行に使っていきたいですね。

まあ、仕事する際も、朝5時くらいに起きてやれば、半日で目標処理数は達成できるので、あと半日はフリーにすることができるのですが。


というわけで、到着1週間でいろいろやれたので、あとはひたすら行動あるのみのようです。



今後、現地生活の話はこちらのブログで更新していきます。このブログはあまり更新しないですかね…。



というわけで、以上近況報告でした。






2016年7月15日金曜日

特許翻訳のプロになるために必要なこと

僕が特許翻訳者としてキャリアを作っていこうと腹を括ったときに申し込んだのが、レバレッジ特許翻訳講座でした。


今でも時々、「この講座を利用せずにプロになれたのか?」と考えることがありますが、その答えは


「なれたと思う、けど、講座を利用しなかったら3年くらいかかっていただろう」ということです。


(ちなみに、この講座では「半年で結果を残したこの人に学べ」みたいに紹介して頂いていますが、自分としては、高レートの取引先に合格するのに11ヶ月くらいかかっているので、半年で区切りが付いた、とは思っていません)



じゃあ、なぜこの講座を利用してよかったと思うのか。


それは二つあって、

・本物のプロの仕事の実演をビデオ越しに見て勉強することができる

ということと、

・質問ができる

ということでした。



特に自分としては「質問権」を活用するために、この講座を利用したといってもいいくらいに、質問をいろいろして、考え方のヒントや別の考え方を教えて頂きました。



自分1人で進めていたら、何が正しくて間違っているかの考え方を得るのにも時間がかかるし、勘違いに気づかないまま勉強を進めてしまう危険性もあったと思います。


そういう意味で、「自分を客観視してくれる存在」がいた、という意味で、この講座を活用できて良かったと思っています。





さて…



ここまで書いて勘の鋭い方なら気づいたと思います。



「特許翻訳のプロになるために必要なこと」とは





主体性





です。



僕が講座に求めた価値は、上に挙げた二つのことでしたが、


これら二つに共通しているのは「主体性」です。



それは、ビデオを見て自分なりに調べたり、翻訳をしてみる、ということと、

自分なりに考えて質問をしてみる、



ということです。


考え方の正誤は重要じゃ無くって、兎にも角にも「自分でやってみる」ことが、プロになるためには必要なのです。


それを持った上で、「どういう風にこの講座を活用すればいいのか?」ということを考えて、実際に使ってみる。


この講座は、CVの書き方から特許翻訳の実務、そして関係分野の勉強と、「オールインワン」でサービスを提供しているのが強みです。



が、そもそも本当に「ゼロ」な人なんて、居るのでしょうか?



学生でも、履歴書・職経書くらいは書いたことあるでしょうし、


特許以外の翻訳の仕事に携わったことがあるなら、翻訳の実務の経験はある。


あるいは、これまでのキャリアでプリンターの製造とか繊維・衣類の営業とか化学合成の実験とかをしたことがあって、明細書に出てくる分野とかすっている場合だってあるわけです。



その時点で、既に「ゼロ」ではないわけですよね。



あとは、自分が持っている素材を、特許翻訳の実務にどう繋げるか、そこを腹で理解して自分で実行できるようになれば、プロにはなれるわけです。



その繋ぎのプロセスを理解することに、この講座を利用する価値はあるのではないでしょうか。




講座でも言われている、「砂漠を走る船」の話では、「素朴な科学の現象、小中で勉強した内容と、特許明細書の内容をつなぎ合わせるための思考/プロセスが欠落している人が多い」という逸話が紹介されています。



これを、「特許翻訳者になるためのプロセス」と読み替えてみればどうでしょう?



自分の手元に素材はあるけど、それをどう組み合わせたら特許翻訳のプロになれるのかが分からない。


その間をつなぐ役割を、この講座は提供している。


そう考えてみると、自分で考えて主体的にこの講座を活用していくことができれば、プロになれたも同然です。


だって、到着地点が見えているわけですから。



自分で考えて、この講座を使って足りないところを補っていく。


そういう主体性を持って活用していけば、絶対にプロにはなれます。



あとは、継続する気持ちというか根性というか、気力みたいなものも必要ですけどね。


まずなによりも「主体性」を持っているのであれば、第一段階はクリアできていますよ。




2016年7月10日日曜日

ご購入ありがとうございます





おかげさまで、予想を上回る冊数をご購入頂いております。


紹介して下さった皆様、購入して下さった皆様

本当に有り難うございます。



で、購入して頂いた方にお願いがあるのですが、



是非、Amazonにて書評を記入して頂きたいです。


率直な感想で構いません。



これから手にとって頂く人のために、少しでもレビューがあれば助かります。




なお、レバレッジ特許翻訳講座の受講生、卒業生がレビューを書いて頂いた場合、


こちらも、受講生ブログの宣伝や、新しいプロジェクトの告知などを


このブログを含む、複数の媒体でさせて頂きます。



該当する方は、このブログにコメント頂くか
トップページの問い合わせ用メルアドから、ご連絡下さい。



よろしくお願いします。




2016年7月4日月曜日

電子書籍を出しました:人生は自由形~20代からのライフハック:特許翻訳編





各所では既に告知して頂いたりサポートして頂いているのですが、


先日、電子書籍を出しました。





実名+顔出し、という形を取っています。


このブログでは色々と、特許翻訳の勉強に関するログを付けてきたわけですが、

その内容を下に新たに書き下ろしをし、読みやすくしました。


自分で言うのもなんですが、今もし僕が特許翻訳をゼロから始めるなら、



やっぱり、ここに書いた方法を踏襲します。




それくらい親和性の高い方法ですし、汎用性もあると思っていますので。


値段は450円で、これも自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃ安いです。



100人がこの本を手にして、書かれていることをなぞって勉強して、後は自分で足りないところを補っていったら、1人くらいは結果残せると思います。


450円で特許翻訳者になれなくもない、ということです。




Kindle端末かアプリを持っていないと購入できませんが、無料サンプルを手にすることもできますので、もし悩んでいるなら無料サンプルだけでも手に入れて覗いてみて下さい。




以下、この本に関するブログ記事を幾つか載せますので、そちらの評価などもご参考にして下さい。



人生は自由形: 20代からのライフハック:特許翻訳編(お世話になった特許翻訳講座ブログ)


ビデオセミナー【1458号】「半年で講座を駆け抜けた卒業生に学べ」(同)


【翻訳支援ツールマスター講座準備室】(講座受講生のブログ(1))


あなたがもし、ゼロから何かのプロになりたいと思っているのなら(講座受講生のブログ(2))


薮内さんの 『人生は自由形』 読了(講座受講生のブログ(3))






~~~~~補足~~~~~



<なぜ、今ここで顔出しと実名公表なのか?>


実は私、この特許翻訳講座を受講する前から、Twitterとかは実名でずっとやっていました。

これは、FBの「実名が原則」の影響を強く受けているんですが、


2010年くらいにFBを始めて実名でやっていると、もう別のアイコンを作るのがめんどくさくなって(笑)


あと、仮名やニックネームでやっても、それは自分ではない…というか、別のキャラになってしまうので、アイデンティティクライシスを起こしてしまうだろう、と(笑)いうことで、実名以外でネットの世界に入るのがだるかった…というのも正直なところです。


(もちろん、ブランディングという意味あいもあったのですが、それ以上に「ペルソナが人格を規定する」という面で、自分で自分を制御するのが難しくなりそうなので、あまり気乗りしなかった…という)



ただ、そうはいっていたものの、この特許翻訳講座を受講したときは、顔出しとかは一切しませんでした。受講してる、ということもネットで告知はしていませんでした。(ただ、このブログをよく見ると分かるのですが、Google Plusのアカウントも実名でやっているので、運営者の名前はばれているんですよね…)



で、なぜここで顔出ししていなかったのか、というと、


・管理人さんが顔出しとかをしていなかったから


というのが、まず一点。まあ、講座主催者が名前とか伏せてるのに、受講生が堂々と顔出しするのもどうかな、とは思っていました。


が、それ以上に


・何の結果も残せていないのに顔出しするなんてアホらしい

と思っていたのが大きいです。


自分がまさか、半年で特許翻訳のトライアルに受かって仕事をできるまでに至るとは思っていませんでしたが、勉強を始めた時はそれこそゼロの状態だったわけで、そんな状態で実名だろうが顔出ししてようが、何の力もないな、と。


まあぶっちゃけ、当時「特許翻訳で稼げないとワープアになる」という危機感もあってこの講座を受講することを決めたんですが、あまり余裕かましていられなかったので、一回ブランディングどうこうとか置いといて、深海まで潜ったろう、という魂胆もあったわけです。




実はもっというと、講座受講中も他のことにも取り組んでいたのは事実でした。

上で紹介した受講生(1)のブログで「初めて会ったときに「通訳に行ってくるという話が…」というエピソードも書かれていますが、そういう風に、別の仕事もやっていました。



ただ、当時はそういうことはこのブログでは書けなかったですね。



というのも、管理人さんには「1年間講座に全投入しろ」と言われていて、自分も「もっと特許翻訳を極めないと」という思いもあって、あまり別のことをやるのは気乗りがしなかったし、ブログで書いたら絶対に叩かれるなあ、(というか、講座で言われてた約束を果たせないなあ)と思っていたからです。



まあ、今となったから言えますが、講座受講中も、色々と旅行に行ったりもしていました。その時はパソコンにビデオセミナー入れて、バスの移動中もホテルに宿泊中もイヤホンつけてビデオ見てましたし、飛行機に乗ってるときもiPadに明細書入れて読んでました。




なので、こういうことを全て隠して、少しでも勉強したことをこのブログには書き続けていた、と言う意味では、自分は狡猾だし、むしろモデルというよりは、受講生の中ではあまり躾の良くないほうだったとは思うんですけどね。




ちょっと着地点が分からなくなってきたのでそろそろ終わりにしますが、



色々と裏話はここで話しましたので(笑)、是非上の本を手にとって、使えそうなところだけ丸パクりして下さい。





P.S. 今日からユーラシア大陸旅行に行って、海外生活に挑戦してきます。

2016年7月2日土曜日

怒濤の6月が終わった…

先月は、受注案件数は過去最多で、


処理ワード数も上限いっぱいいっぱいやった。


しかも、馴染みのない分野も一件対応することとなり、
精神的負担も大きかった…。


その間に、海外生活の準備もやりつつ、
電子書籍作りもやりつつ。


よく乗り切ったな、と我ながら思いますが、



これで、仕事は一件落着。



週明けからは2週間休んで、その後は別の国で生活開始です。



取引先にも「いつまで休暇を頂きます。また、生活拠点を海外に移しますので時差などでお手数をおかけしますが…」と伝えており、現地到着後はすぐに仕事を出来る体制にしますが、



さすがに、生活環境を大きく変えるので、最初はスロースタートで始めるのがよさそう…。



相変わらず、複数の取引先からの案件をどうやって上手く捌くかは課題。


まあ、海外生活中は少し仕事をセーブして、勉強と仕込み、旅行にも時間を使おうと思っています。



向こうに行っても1週間部屋に籠もりっぱなしというのは、ちょっと辛いですから(苦笑)





あと、電子書籍の出版も週明けにはする予定ですので
その際は改めて告知します。