2018年3月15日木曜日

シュレディンガーの猫

ここに1つの小さな箱があって、
この箱を開けると、とあるフリーランサーの年収を知ることができます。

この箱を開けるには数百円の料金がかかりますが、
いったいフリーランサーの年収がいくらかなのかは
箱を開けるまで分かりません。


お金を払ったときに得られる情報を見て、
あなたが「有益な情報を得た」と思えば
脳内にはα波が放出されますが、

「なんだ、たいしたことない」と思えば
脳内にはβ波が放出されます。



この系で、あなたが「満足したかどうか」を判断する指標は
α波が出たか、β波が出たかだけだとします。

この時、箱を開けた後でα波が出る確率は50%、
箱を開けた後でβ波が出る確率は50%だとすると、


箱を開ける前の時点においては、
α波が出る状態とβ波が出る状態が1:1の確率で
重なり合っていると考えなければなりません。


有料コンテンツを払って
脳内にα波が出るかβ波が出るかは、
中身を確認するまで分からない…。


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最近思ったことが、シュレディンガーの猫の構造に
なんとなく似てるなと思ったので。



まあ、実際にそういう人のコンテンツを
お金払ってゲットしてみたんですけれど(笑)、


予想以下でびっくりしました。


SNSとかで声を大きくわめき散らかしても
これくらいのスケールに収まるのか、と思って
個人的には衝撃的でした。



和佐さんの言葉を借りると「コスパが悪い」ってことになりますかね。


それを考えると、
もっとこっそりと活動しながら、
しっかりと結果を残していくっていうのが大事だし美味しいなと。
(新田さんがまさにその典型)。



そういう世界まで含めて、
「インターネットは自由」なんだと思いました。





しかし、フリーランサーの年収をコンテンツにして
数百円の料金払うとアクセスできる、っていうのは
構造的に変というか、


そこで金儲けしようとしているっていう魂胆を
あまり好きにはなれないですね。



なんか、SNSで有名な「インフルエンサー」とかの話って
あまりinterestingじゃないなあ、と最近思います。


自分はもっと「interesting」なコンテンツを
作っていって、そこで差別化をしたいと思います。




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