2016年1月24日日曜日

初めてビジネスに興味を持ったのは





この本を読んだときだったと思う。

たぶん、小学生の中学年か高学年頃。

中学生だったか?


殆どあいまいな記憶になっているけど、

もともと家が貧乏で(世間的に見てどうなのかは分からないけど、とにかく質素で慎ましい生活をしていた。木坂さんの父もそんなだったらしいけど)、


小さい頃にもらえるお小遣いも大した額ではなく、あの頃は「お金が欲しい」とすごく思っていた。


しかも、そんな頃から「鉄道旅行」とか「鉄道模型」とかに興味を持ってしまったので、とにかくお金がかかる。

あの頃は、誕生日プレゼントに「何が欲しいか?」と言われて、親から言われた予算の中で、何を組み合わせて買うのが一番メリットがありそうか?みたいなことを考えていた。


で、そんなことともあって、この本のタイトルを見たときは「ここにヒントがあるかも!?」と、割とガチで思ったものだ。
(確か、学校か市の図書館で借りたのだが)



最初にネタばらしをすると、この本では、ズッコケ三人組の三人が、住んでいる町の港に釣り場があって、地元のスーパーで仕入れたジュースや食べ物をそこまで持って行って、高値で売る、という方法で「小遣い稼ぎ」をしていた。


顛末まで覚えていないのだけど、「うおおお、素朴だけどこれって良さそうじゃん!!」と、幼いなりに思ったものだ(笑)


で、早速自分なりに実行してみようと思ったのだが、

・我がふるさと、海なし県のために港がない

・発想を変えて、池で釣りができる場がないか?と思ったが、そもそもそんなところも近くにない

という理由が、メガトンパンチ級の破壊力を持っていて、即刻「終了」。


県外の海まで出かけるのにも電車賃がえらいことになるし、選択肢としては「なかった」。


そんなわけで、かすかな希望を持ったのもつかの間、という話で終了するのだが。


でも、小さい頃にこういう「まっとうな」ストーリーが頭に残っていたのは、今になっていわゆる「情弱」にはならなかったことと関係しているのかも知れない。「給料は我慢料」とは一切思わないけど、「何かの対価としてお金を頂く」という考えは、この本がきっかけになっているのかなあ…、なんて。


(まあ、今になっては後付けでなんとでも言えるものなのだが)



しかし、今改めて考えると、あの頃にこの本を読んで、自分なりの「翻訳力」と「展開力」を持って自分のビジネスを立ち上げられていたら、和佐大輔みたいになれていたんだろうなあ、とは思う。



ちなみにこのネタは、他の受講生ブログを読んでいたときにふっと思い出したもの。


マインドマップソフトをにらめっこしてうんうん唸るより、本やブログを読んでいるときの方が「頭が自由になる」ので、案外何か思い出すことが多いのかも知れない。





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