2016年1月29日金曜日

TradosからmemoQに本格的に移行


しよう、ということを昨日今日で考えていた。
(仕事をしている間に、頭の片隅にそういうことが思い浮かぶ)


正直、memoQの使い勝手が良すぎで、Tradosに戻れなくなりそうなのが、ここ数ヶ月の状態。

無駄に長い化合物名も3字未満の単語(ⓡ等を含む)も全て、memoQの用語集に登録されて反映されるし(Tradosだと表示されないのだ)、

訳しているセグメントにある単語のところにカーソルを当てるだけで(または、表示される用語ベースの単語のところにカーソルを持って行くだけで)単語を挿入できるし(クリックは必要:Tradosだと「この単語を挿入」みたいなボタンを押さないといけない(手間!!))、


とにかく便利なのだ。

別に、ツールが云々ということを言いたいわけではないのだけど、

頭の中で内容を素早く追えて、おおまかな訳文が高速で脳内にはき出される時は、こういうツールの操作ひとつ一つの手間のかからなさが、ストレスフリーに仕事をするうえでの要素の一つになっていることを、実感しつつある。


管理人さんはビデオで「訳文が脳内で高速で変換されて、キーボードが追いつかない」とおっしゃっていたけど、キーボード以外にも、ツールのインターフェースだとかで、「ロス」に大小が生まれてしまうようだ。


というわけで、今日思いついたのが、「Trados指定案件もmemoQで訳してしまおう」ということ。

実際には、パッケージファイルもmemoQで開けるようなのだが、ブラックボックスTradosにはできるだけ関わりたくないので、

仕事の時に支給されるワードファイルをmemoQに読み込んで訳し、いつもやっているように、仕事を終えたときにTradosにメモリを吐き出せば、「成果物は一緒」になるわけだし、登録用語も同じように、Multiterm Desktopを使えば問題なさそうだ。

(最近、memoQでプロジェクトごとにメモリを別途作成して、後から親メモリにドッキングするようになったのも、ヒントになった)



てなわけで、今一件抱えている、Trados案件で試してみよう…なんてことを考えていたら、本命の会社から仕事の打診が。

英訳要員じゃないのか…と思いつつ、納期も十分にあるので、受ける方向で考えています。




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