2016年1月20日水曜日

書く講座のネタ

今の仕事の取引先の一つは、


海外の支社とやりとりをしているからなのか、担当者のメールが深夜に来ることが多い。
(自分がやりとりをしているのは、日本にある法人)


夜はメールを基本的に確認しないので、朝に気づくことが多いのだけど、
時差があるなかでの仕事のコーディネート(マネジメント)は、思った以上に大変そうだ。


一体、どんな就業形態になっているのかな…、と、昨日ふと思ったのだが、





自分が会社勤めをしていた時は、「みなし労働時間制」という制度を使って社員の労務管理がされていた。

簡単に言うと、「営業の仕事は外周りの時間が多くて、社長(労務部?)は『仕事をしているかどうか』を確認できないから、書面上8時間働いたことにみなす」という制度なのだ。


そういうわけで、事務所から遠いところに営業に行った場合、自宅に「直帰」することもできたし、朝一にアポがあれば、事務所での朝礼に参加せずに取引先まで「直行」することもできた。

ただ、そんなことは月に一回か二回あるかないか、程度の話だったし、


実質的に、営業職の人も、取引先の原稿作成をしないといけないくらいにマンパワー不足の職場だったので(駅やコンビニでよく見かける類の求人広告を主に取り扱っていた)、


夕方に事務所に戻ってから、夜まで原稿作り、なんてことが殆どだった。


(ちなみに、給料には一定の「残業手当」のようなものが付いたが、一月辺りの残業時間を○時間、としたときの額で、実際はその○時間よりも多く、残業することばかりだった)


事務所では勤怠管理カードも機械に通すのだが、
「みなし労働」のこともあり、「退社時にはカードを押さない」という決まりがあるくらいにはブラックだった。



実は一時期、「もしもの時の証拠」のために、退社時にカードに打刻をしていたのだが、上司から「打刻はしないように」と言われた。



もともと、ブラックの香りはしていたので、仕事をしている時も、残業の証拠をどういう風に残すのか、みなし労働制度とはどんなものか、ということは、自分なりに調べた。

(その結果、自分なりに調べてたどり付いた調査の結論は、「みなし労働制を採用していても、原稿作成等、「事務所でないとできない仕事」のために事務所にいたことが分かるのであれば、この制度は使えない」ということだったのだが…)


他には、業務管理の手帳に退社時間をメモしておくことが証拠になったり、パソコンの書類の作成日時のデータが、仕事を何時頃までしていたのか、という証拠になる、ということも分かったのだが、


勤め先で支給されたパソコンはノートパソコンだったので(営業先で、又は家に持ち帰って仕事ができる、という取り計らいのようだ)、

上の「書類データ」がどれほど信憑性のあるものになるのか、自分のケースでは判別できなかった。


(そういうのもあって、「ここに長くいたらまずいな」とは割と早めに気づいたのだが、一年目のお盆明けに社会復帰できずに退職してしまったという笑)



今思うと、あの時にもっと、労働関連の法律に対する知識と理解力があれば、まともな思考と決断ができたんだろう、と思ってはいるのだが、若干22歳前後でそこまでできたら、大したものではあると思う。



そして、昨日の夜に頭をぐるぐるしていたら、この自分の体験って、コンテンツになるのではないか、と。

「うつと向き合うブログ」ではないが、会社員、特に自分のような若い年齢の人たちに、正しい知識と、会社との向き合い方を提供できるようなブログを作ることは、できるんじゃないかと思い、

これが「書く講座」を受講するときの、コンテンツ案の一つになった。

(これは、「お金の新聞」や和佐大輔が提示している手法を用いて、ある程度自力で情報商材とすることはできそうなのだけれど)




ただ、問題としては、

・自分もそこまで労働関連の法律やトラブルのケースに詳しくない、ということ(自分が体験して考えたことは、ある程度分かるけど)

・管理人さんが何度も行っている「日本社会の労務管理の闇」の話を聞くと、こちらがいくら情報と思考のテンプレートを提供しても、勝ち目がなさそうなこと


がある。(ちょっと、大事のように考えすぎているきらいはあるが)



まあ、こういうことを考えると「民放案内も早く勉強しないと-」という方向になってしまうのは、完全に講座の影響ですね。



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