2015年12月5日土曜日

講座の進め方

他の受講生の方もブログに書かれていたと思うんですけど、


自分の興味のある分野があるのなら、講座ビデオを最初から見なくてもいいと思います。


例えば、女性だったら化粧品とか、衣服に使われる繊維などがありますし、

(ストッキングってナイロンでできているんじゃありませんでしたっけ?)


身の回りで手術や通院経験があるのなら、医療機器の分野でもいいでしょうし、


講座の明細書ビデオはあくまで「一例」と考えたほうが、いいかもしれません。




私が受講を始めたときは、確かビデオが700本くらいあって、「一年で全部消化するようにしてください」と言われていましたが、同時に「自分の好きな(得意にする)分野も決めて下さい」と、最初に言われたので、



自分は「リチウム電池」にしました。


理由は結構「なんとなく」なんですが、理科の授業でボルタ電池とか習ったのを覚えていたのと、エネルギー分野に興味があったので、そこにしました。



講座は、Wコースの手法にならって、自分で明細書を翻訳して調べ物をして、クラウドで質問もして、


同時に(気分転換に?)明細書ビデオも見て、調べ方や資料の取り方で、自分が吸収できる部分を拾っていきました。



結果的に、取引先の関係もあるのか、電池系で仕事を頂いたことはないんですが、あの頃にこまめに調べて図解をして、ということをやっていたので、別の分野で仕事をするときも、あまり抵抗なくできているのかなと思います。




最初はなかなか分からないんですが、特許って結局、私たちの身の回りの課題を何らかの形で改善していくために必要なものなので、


専門知識とかバックグラウンドとかは本当に関係なくって、


ある意味では、自分がどれだけ身の回りのものに興味を持っているのか、ということが大事になってくるんじゃないかな、と思います。



MRJも炭素材料で機体は作っているようですし、


肩こりに効く貼り付け剤も買うわけですし、


目薬とかコンタクトレンズとかも、お世話になっている人は多いでしょうし、


栄誉補助食品とかも、そうですよね。




そういうところに何らかの形で興味は持つと思うので、


そこを取っかかりにすればいいのだと思います。




仕事や勉強をしていて、「この仕組みってこの製品にも使われているのか!」ということが分かったときは、楽しいです。




0 件のコメント:

コメントを投稿