2015年12月31日木曜日

いざ修羅の国へ

化学ビデオ077~079を消化。
(自分なりにノートは作っています、念のため)

チミンとウラシルをなぜ作り分けたのか?という話もすごいですけど、DNAの塩基対で、水素結合でペアリングができるように構造が作られていることをはじめとして、生化学って本当に不思議だなあ、というか、世界を作って動かしているのは人間じゃなくって、アミノ酸なんじゃないかなあ、と思ってしまって、もっと自然に対して謙虚に向き合って、生きていかねばならんな、と誓いました。

(エヴァを読み終えた後だからか、資料を読んでいる時に不覚にも泣いてしまいました…)


「ここまでは肩慣らし、ここからが本番」ということで、年の変わり目に有機化学を一通り学び終えることができたのは、良かったんではないか、と。そしてこれから更に、厳しい局面に入っていくのだと。(有機化学も、専門書を全て読めていないので、何度も戻ってくることになると思いますが)


まさに、修羅の国に突入ですね。(いつラオウを倒したのか、というツッコミはナシで…)


年明けからはすっきり、大型案件に取りかかって、まずは月間のキャパを増やしつつ、理論化学の勉強にも挑戦です。(本を置くスペースも増設したし、当面は本を買える)



この一年、有機化学を勉強して特に感動したのは、

・原子間の分極の話
・窒素のローンペアの存在
・ベンゼン環におけるオルト、メタ、パラ配向性の差
・原子軌道の理論(sp3混成などの混成軌道がなぜ作られるか)
・共役結合の安定性

の話でした。
(どちらかと言えば、いずれも理論化学寄りですが…)


いずれも高校の時には勉強しなかったことですが、大学を卒業してからもこんなに多くのことを学べるんだな、ということに気づけたのも感動的でしたし(割と何にでも感動してしまうのですがw)、最近は机に向かって本を読んでいないとソワソワしてしまったり、この癖はなくさないようにしないとだめですね。



来年は更に、「見えないものを見られる」ように、更に精進です。




0 件のコメント:

コメントを投稿