2015年12月25日金曜日

2015年12月25日

・ジョブ 5h


仕事が金属絡みなのと、ボリュームも少ないので、今日やる分を終わらせた後は、関連資料に目を通した後に、化学ビデオを見ようと思っていたのですが、


銀イオンの抗菌性の話について読んでいると、「ばい菌やウイルスは、表園にリン酸エステルを含んでいるからマイナスの荷電を持ち、これがプラス荷電した金属イオンに集まって不動化して、増殖を抑えられる」という文章があって、ここでの「リン酸エステルとプラス荷電金属が会合」という原理にビビッときてしまって、この仕組みを使った技術とかないのか?と思い調べてみたところ、


それっぽいものはヒットしなかったんですが、代わりに目に入ったのが「錯体型人工DNAを用いた金属イオン配列制御と機能出現」という資料(DLしたんですが、リンク先のページを忘れてしまいました…)。


錯体を利用してDNAなんか作れるのか?というかそんなことやって大丈夫なの?


と思ってしまったんですが、読んでみると、金属と配位子の組み合わせで数種類の人工DNAができるらしく、ちょっとフロー状態に入ってしまって、関連する特許が

WO2005026188



WO2005023829。



金属は最初に電池のところで囓って、DNAやタンパク質は主に仕事でやっている箇所なので、こんな組み合わせがあるのか!ということに感動。(高分子化学の話も絡んでいるし)


完全にセレンディピティのワナにかかってしまったわけですが、この特許は久しぶりにワクワクしような内容です。
(結局化学ビデオは見なかった…)


セレンディピティというか、パンフォーカスしないとこういう感動や発見はないのかもしれませんね。


とまあ、勝手に感動してしまったわけですが(笑)、明日明後日はちょっと仕事を休んで、遠出をしてきます。








0 件のコメント:

コメントを投稿