2014年10月3日金曜日

進捗(10月3日)

・ビデオ833


分子間架橋と分子内架橋の違いが分かった。「ポリマー内」か「ポリマー間」の違いなんですね…。モノマーの分子だと思っていたので「分子内」というのが分からなかったわけですね…

→明細書内に

「なお内部架橋剤を用いる場合には、モノマー組成物に添加し重合を行う。また外部架橋剤を用いる場合には、重合が完結し、粒子状粘着組成物が形成された後に添加する。」と書かれてありました。

内部架橋剤はポリマー内のモノマーに、外部架橋剤は重合後のポリマー(粒子状粘着組成物)に使う、ということ。これを読むだけでわかるようにならないとあかんなあ。


・P&G特許の対訳取りを始める(ビデオ106~108)

自分で手を動かした後にビデオを見ると、自分がわからなかった点、スルーした点の確認ができて、頭に一層入る。


「疎水処理」というのが、具体的にどのような方法なのかわからなかった。

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疎水とは…水になじみにくいこと。

疎水性…水に対する親和性が低い、水に溶解しにくい、水と混ざりにくい物質または性質のこと。

(親和性:化学親和力→異なる化学種間での化合物の形成のしやすさ)

疎水現象とは…水などの極性溶媒中で非極性分子(あるいは非極性基)が、溶媒と分離し凝集する性質のこと。疎水性分子どうしが水にはじかれ、集合する現象。→非極性分子が水中で孤立した状態(溶けた状態)にあるよりも、非極性分子が凝集したほうが安定であるため、疎水効果が生じるといえる。

なぜ疎水にする必要があるのか?

疎水処理した物質が使われるのは油混和性着色剤であり、

油が混和する(=乳化)性質を持つには、油を包み込む(エマルションを作る)ために疎水性の高い物質が必要であるから。


⇒エマルションには親水性の部分と疎水性の部分が必要、ということは、この着色料は水の中に油が分散している?
ただ、これでは「疎水性を高める」の直接の説明にはならないのではないか…(なぜ親水性が高いといけないのか、という問いが出てくる)


メモ
親水性、疎水性が皮膚に与える影響

O/W型の場合、油滴を「分散相」、水を「連続層」と表現することもある。

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最終的に、「汗でも化粧組成物が落ちにくくするため」ではないかという結論に。

http://cosme-science.jp/3000cosmetics/3030cosme-materials/3030b.html

化粧品に関する特許なので、皮膚に何らかの良い影響を与えるのだろう(例えば、化粧が落としやすいとか、肌にダメージを与えない、など)と推理して、なんとかこのサイトに辿り着く…。ただ、これで本当に会っているのか分からない。



・動画761、762

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