2017年1月3日火曜日

2016年に得た一番の学び

は、


ビジネスで必要なのは集客と販売


ということだった。



勿論、特許翻訳や科学の世界での各論での学びも多かったけど、もっとメタ的な部分ではこれ。



自分でメルマガも始めて、電子書籍も出版して、これまでより一層、特に「集客」の大切さが分かった1年だった。



というのも、この「集客」の部分ってどうも周りを見渡しているとないがしろにされがちだと思っているからだ。



たぶん、僕の世代でネット感度・情報感度の高い人達は、もう既に「オウンドメディア」的なものを基本的に持っていると思う。そしてそれは、イケハヤさんの存在が大きいんじゃないかと思っている。



僕の世代だと、ネットビジネス=ブログ、というイメージは未だに強いと思うし、むしろ「情報商材」とかは「胡散臭い」「詐欺っぽい」というのが、普通抱く印象だと思う。


だから、誰もが「実名公開」で「独自ドメインを取」って、「情報発信」をやっている。


例えば、何度も引き合いに出しているドイツ在住の翻訳者・ライターのブログ

http://wsbi.net/


とか、北欧に何年か住んで、社会系のコンテンツですごい影響力を持っている人

http://tatsumarutimes.com/


あるいは、台湾でブロガーやっている人

http://maeharakazuhiro.com/



とか。



たぶん、他にも有象無象で存在すると思うけれど、たぶん和佐さんが今「オウンドメディア」と言っているのは、むしろ「後発組」なんじゃないか、と思うくらいに、こういう人は存在していた。



が、しかし。


今、ネットビジネスの知見も増えてこういう人達のブログを見ていると、余りに「集客」ができていないし、「商品」の数も少なすぎる、という印象を受ける。


これもイケハヤさんの影響だと思うのだけど、たぶん(僕も含めて)「実名公開で独自ドメインのブログを持って情報発信」をする人は、「広告収入」しか収益方法を知らないのだ。


なので、必然的に「どれだけ影響力のあるサイトを作れるか」ということが大事になるし、アクセス数を稼ぐことが大事になってくるのだけれど、



これって今思えば、すごく視野が狭い。


和佐さんがすごいのは、この「オウンドメディア」にDRMを組み合わせたところだと思う。というか、和佐さんのスタンスからすると「DRMにオウンドメディアをくっつける」という表現が正しいと思うけれど。



DRMを使えるようになると、

ブログにアクセスがあつまる→そこから一定の人をメルマガ等に登録してもらう→関係性を構築(教育)→セールス

という方法を使ってビジネスをすることができる。つまり、広告収入(やアフィリ)以外で収益を上げることができる。


なので、これもまたイケハヤさんの影響だと思うけど、今上で紹介した人達の間で流行っているのは「コンテンツの有料化」なのだけど、noteで有料記事を配信するとか、端から見ているとチマチマしている感じがすごい。1記事200円で公開しても、読者数のうち有料記事にアクセスする人って半分もいないだろうから、爆発的な収益を上げることは難しいんじゃないかと(ホリエモン、イケハヤレベルになると別だけど)。


結局、noteの有料記事にしても、
・どれだけブログにアクセスがあるか
・どれだけTwitterのフォロワーが多いか
・どれだけFacebookのフォロワーが多いか
あたりの「数(母数)」が多くないと、収益の見込みは低くなってしまう。


だから、質のいい見込み客を少数でもいいから集めて、よりよいコンテンツをそれなりの値段で発売する、ということをしないと、こういう人達はじり貧になっていくんじゃないかな、とすら思う。



もちろん、DRMを使わなくても、上で紹介した人達は既に「何者」かであるのは事実なので、仕事の幅が広がっているのは事実だと思う。


が、自分であれば、関係性を築きながら、その人達の悩みを聞いたりして、そこから更にブログのコンテンツを作ったり、商品(Kindle本とか)を作って販売すると思う。別に、ネット上でオープンにやりとりしなくても、メールとかでクローズドにやりとりすればいいことだから。



なので、去年「集客と販売」の大切さを知ってから、今まではネット上にいる有名人達をみてビビっていたけれど、最近は「ああ、この程度か」と思うようになった。「DRM活用したらもっと面白いのになあ」とさえ思うけれど、たぶんイケハヤさんのフォロワーである時点でDRMという概念自体、彼らは知らない。




そういう意味では、今自分がひっそりとメルマガもやっているのは少しのアドバンテージだと思っているのだけれど、その運営を通して、集客の難しさは身に染みるほど痛感した。


今年は、メルマガ登録時に無料コンテンツをプレゼントするなどして、集客方法もいろいろ試していきたい。



なので、「ネットビジネス」という視点から見ると、管理人さんの講座も新しい気づきが沢山。

無料でプレゼントして関係性を構築する、とか
昔のコンテンツを無料化する、とか
同じコンテンツを、組み合わせを変えて使い回すとか(化学ビデオの別売りとか)。



販売のほうは、まず商品を揃えるのが大事なのでこれは力業になってしまうのだけど(もちろんニーズを知ることも大事)、それ以上に集客は大変だなあ、というのが去年メルマガを始めてみての感想でした。




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