2015年10月2日金曜日

本への投資はコストパフォーマンスがめっちゃ高い

ここ二日間の取り組み

・ジョブ 7h程度

・iPS細胞関連の明細書読み(山中教授の名前で特許を調べた) 3件

・リチウム電池関連の明細書読み(アップル社で調べた) 3件(1件は訳がダメだったので捨てた)

・「精神と物質」を読む


iPS細胞そのものの特許は、思ったほど長くなくて、内容もそこまで分かりにくいものではなかった(その分野の明細書を読んでいるからだろうけど)。


で、講座ブログでおすすめされていた、利根川進さんの本を読んでみた。


自分が仕事でやっている分野の内容がそのまま出てきて、しかもめっちゃ分かりやすい。今まで断片的にしか知らなかったことが、きっちりストーリーとしてつながった。


特に、遺伝子の転写・翻訳・タンパク質の合成、mRNAの役割が、これまでよりも鮮明に理解できるようになった。今まではそれらの断片的な話しか押さえられていなくて、大きなストーリーをきちんと分かっていなかった。


てか、利根川進さんが生化学の分野でノーベル賞を取っていたとは知らなかった。自分の世代的に、物心ついた時に取っていた野依良治さんとか小柴昌俊さんくらいしか、ニュースで見たことないからなあ。


この本読んでてびっくりしたのは、この時ってまだヒトゲノムの解析がされていなかった、ということ。


自分が中学生くらいの時にゲノム解析が殆どできた、ってニュースになっていた気がするから、ほんの10年くらいでえらい世の中違うんだな、と。

そもそも、DNAのことが分かったのも今からほんの60年前くらいの話で、科学の進歩ってすごいんですね。昔から、世の中の変化は早かったのかも、と思った。
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にしても、アマゾンでこの本、258円で買ったのだけど、この内容でこんな値段で買っていいのか…って逆に申し訳なくなった。ケチらずに、3000円くらいの有機化学の本とかも買お。


あと、この本のインタビュアーの立花隆さんも、すごい勉強量。猫ビル立ててみたいな、と思った。


で、明細書内外での繋がりがどんどん濃くなっていって、更に仕事と勉強にのめり込めるという好循環。こりゃたまらんな。







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