2015年10月27日火曜日

英語のパラフレーズ

講座では、日英翻訳をするときに「日本語のパラフレーズが必要」と言われているけれど、



英語の明細書を読んでいても、パラフレーズが必要な時ってあるな、と思ったときがあった。



遺伝子組み換えに関する明細書で


"an insertion or an replacement of B with A"というフレーズがあったのだけれど(スケルトンだけで示すが)

これっておそらく、"an insertion of A, or an replacement of B with A"なんだろうなあ、と。



Aが、挿入する(または置き換える)遺伝子配列で、Bが置き換えられる配列なんだけれど、



元の英文をままにやくすと「AによるBの挿入または置き換え」となってしまって、意味が分からん。


なので、仕事でこういうのが出たら「Aの挿入、またはBによるAの置き換え」みたいに訳して、コメントをつけるのがいいんだろうか。




がしかし、こういう英文をよく書けるな、と思う反面、明細書が長くなると、いちいち「正しく」書くのがめんどくさくなって、こういう風に書いて「あとは理解してちょ★」みたいに思ってしてしまうのかなあ、とも半分思ってしまう。なんせ、長い明細書だと書くの大変そうだし…。


今まで見てきた明細書には、atを@としたり、minutes(実験で○分■■した:加熱や攪拌、培養etc)を「'」で端折っているものがあって、かっちりした文章の中でこういうのが出てきたら、どことなくカジュアルな感じに思ってしまうのは自分だけなんだろうか。(「'」に関しては、使わなくもないんだろうけど…)

こういう表記って絶対に時間短縮とかで使用していると思う。

あとは繰り返し部分が多いときに、最初に英文が間違ってしまって、それをそのまま何度もコピペして、同じ間違いが何度も出てくるケース。




自分はクラウドを使い倒して勉強してきたけれど、講座卒業したら、自分で誤訳の研究をして、ブログで思考プロセスを書いてみるのもいいのか。





0 件のコメント:

コメントを投稿