2015年8月21日金曜日

将棋と特許翻訳

高校卒業くらいまで、結構将棋にのめり込んでいた。

小学校高学年の時に祖父に教わってからのめり込んでしまったわけだけど(今はもっぱら観るだけ)、


将棋と特許翻訳は、どことなく似ている。


自分はたぶん、将棋をすることで「自分の頭を使う」訓練ができたのだと思っているけれど、「先読み」と「筋道を立てて考える」っていうのは、特許翻訳でも必要。


いつかのビデオで管理人さんが、「自分で訳した明細書は覚えている」という風なことを話していたけれど、これこそ将棋と一緒で、自分が指した手は覚えているし、なんでその手を指したのか(他の手と比較をして、こちらのほうが良かった、とか、時間に追われて、直感的に良いと思ったから、とか)とかも、一通りは覚えている(だからこそ、将棋が終わった後に「感想戦」という、二人で板を挟んでの振り返りができる)。


自分もこれまでに訳した明細書はだいたい覚えているし、見直しの時は「ここはこんな風に考えてこの言葉を選んだ(まだ選べていないから見直しが必要)」ということは思い出す。




あとは、誤訳研究シリーズでも言われていたけど、特許翻訳で一番難しいのは、AよりBが大きいのか、その逆なのか、AはBを包含するのかそうじゃないのか、っていう、相互の関係を理解することなんじゃないかと、自分は思います。


そこを理解するのに、物理や化学の基本的な知識があれば、早く理解できるってことなんだと思います。




今日の進捗

・ジョブの見直し(2h)

・印刷資料の整理、読み込み(2h程度)

・トライアル(4.5h)

・メールのやりとり等(1h程度)

・用語集最適化




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