2016年1月18日月曜日

日系と外資の差?


自分は、去年の2月(講座受講5ヶ月目くらい)に、特許翻訳のトライアルに初めて挑戦して見事合格し、

スタートラインにしてはまずまずの条件で、特許翻訳の仕事を始めることができました。


その会社も、現在の主要取引先の一つになっているのですが、


講座で頻繁に紹介されている某社も含めて、どうも自分の肌に合うのが、外資系のようなのです。
(最初に合格した会社も、確か外資系のはず)



講座受講中に受験した特許のトライアルは15件くらいになると思いますが、
そのなかで、ある傾向が自分の中では分かってきました。


それは、レートに関する話なのですが、


どうも、外資系のほうが、平均レートが高かったり、予めレートが提示されていたりして、
気持ちよく仕事ができています。


最初に受けた会社は、求人情報で「レートはいくら」と書いてありましたし、
その後、レベルアップをして合格した某社も、

トライアル受験時に「結果により、レートはA円~B円で変わる予定です」と言われ、
結果通知の際に、「○円/ワードでよろしいでしょうか」と、先方より伝えてもらいました。

(英訳トライアルの打診があった際も、同様でした)



そして、かたやこれまで受験した日系企業は、と言いますと、

日本での一般的な感覚なのかも知れませんが、「お金の話は最後までしない」という傾向にあるようで、
どうも自分は、気持ちが悪い。


自分の中では、最初の取引先との経験や、ビデオで何度も言われている「結果によってレートは変わるのが当然」という状態が「当たり前」のことだと思っていたので、


CVを送った先から「取引開始時は一律のレートで全員スタート」と、選考時に伝えられたり(これはまだ、いいのですが)、

多くの場合は、事前にレートの話を全くせずに、トライアルが送られてきて、
合格してから初めてレートが知らされる、なんてことがいたって普通に行われていまして、

なんか気持ちが悪いというか、
こちらとしては、お金の話は最初にしてもらって、こちらの希望と合わなければトライアルの時間ももったいないのでやらない、という風な身の振り方にしたいのですが。


そんなこともあって、最近は「希望レート」をCVにさらっと記載していて、
良心的な会社だと、「うちのレートはこれくらいなので…」と事前に伝えて下さるのですが、

こういう工夫をしても、上と同じような「ブラックボックス」で話をある程度まで進めるところもあり、
「細かいところに目を付けているんですか」と、軽くツッコミたくなってしまうこともあります。


(あと、外資系のトライアルは比較的平易、日系のトライアルはトラップが多い、という差があり、これと業務時のレートの差も考えると、実際の差の2乗くらい、条件が異なっているような気が)



実は、年明けに受けたトライアルには合格したんですが、
レートの話が全くないのに、登録手続きだ、守秘義務契約書だ、という話が進んでいまして、

これまた自分としては気持ち悪いので、予めレートについてさらっと質問をしてみたものの、
未だに全く返事がなく、


いったい日本のこの業界はどうなっているのか、と、途方に暮れてしまうワケです。
(日本の他の業界のことは知りませんが)



まあ、果たしてこの傾向を「外資と日系」というカテゴライズにしてしまうのは、自分でもどうかと思いますし、

今もそこそこ良い条件で複数社と取引はできている状態なので、そこまで血眼になって新規開拓をする必要はないと言えばないのですが、


やっぱり、この傾向は気になってしまいます。


(あと、自分のストライクゾーンが小さい、というか、許容範囲の狭さも問題ではあると思っていますが)



ちょっともやもやしているので、書いてみました。


他の受講生の考えや体験も伺いたいのですが。




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