2015年11月18日水曜日

見えづらいコスト


特許翻訳者として、幾つかの取引先と仕事をさせてもらっていますが、


仕事のレートに、どんな作業が圧縮されているのかを比較してみると、見えてくるものがあります。




「1ワード●円」なのに、訳文を明細書の仕様にこちらでして納品をしなければいけなかったり、


逆にDTP工程は先方が全て行ってくれたり。




自分は比較的、良い取引先を開拓できているとは思うのですが(世間の様子は分かりませんけど)、


自分にとっては「DTPは先方がする」というのが普通だと思っているので(っていうかそれ、「翻訳」じゃないし)、



そういう内容を契約書にも盛り込まずに、知らぬ間に虫歯のように入れ込んでくるところは、残念だなと思いますね。


(もちろん、勉強のために何度か受けたことはあるけれど、その後は避けている)





そういえば、取引前に「秘密保持契約」を結ぶことは必ずありますが、その中に「どの仕事がどちらの担当」というのは、今まで載っていなかったなあ。





それらをひっくるめて考えると、いわゆる「優良」企業って、多くはないですね…




0 件のコメント:

コメントを投稿