2015年11月4日水曜日

hydrogen or methanol in the liquid or gaseous state

今対訳を取っている明細書。


電池の明細書で、

hydrogen or methanol in the liquid or gaseous state in contact with the anode


という表現なんだけれど、この「liquid or gaseous state」という文章の曖昧さ。

沸点を調べると、

水素→-252.6℃

メタノール→64.7℃となっていて、


「液体状態の水素」というのはあり得ないけれど、


電池の電極だったら発熱して60℃くらいにもなるのかな…と。

ざっと調べたら、
https://www.ntt-fsoken.co.jp/research/pdf/2007_ichi.pdf

この資料を見る限り、内部短絡が起こるのは160℃前後のようなので、おそらくメタノールは液体にもなり、気体にもなるんだろう。


こういう微妙な英語が出てきたときは、「液体または気体状態の水素またはメタノール」と訳して「安牌」を置くのがいいのだろうか。




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