2015年11月22日日曜日

核分裂と核融合

核融合

=質量数が56より小さい二つの原子核が一緒になって新しい原子核を生成し、それが反応物より大きな核結合エネルギーを持った際に、「余った」核結合エネルギーが放出される工程。


核分裂

=質量数が56より大きい原子核では、核結合エネルギーの大きい軽い生成物に分裂する際に起こる、核結合エネルギーが放出される工程。


(以上、アトキンス無機化学(上)のp7より)



はぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜、核分裂・核融合の「核」って、原子「核」のことだったのか…。この数行で感動してしまった…。


確かに、原子力発電の「核分裂」って、ウランとかを別の原子に変えているし、半減期とかも関係しているけれど、これって結局「原子核」をいじっていることになるんだな…言われてみればそうだけれど…、これは考えたことなかった。


原子力発電と言えば、どこかで「英語ではnuclear(核) plant、という単語が使われているように「核発電」という単語が世界では使われているが、『原子力』なんて言葉を使っているのは日本だけだ」という話を、反原発派の意見で目にしたことがあるけど、


アトキンスの本も含めて考えると、原子核って文字通り「原子」に関係しているから、「原子力発電」のほうが分かりやすいと思うんだけど…。個人的に「核」のほうが分かりづらいけどな。(核爆弾と原子力爆弾も、そういう意味では同じ考え方か…)


いやあ、もはや特許翻訳あまり関係ないですが、面白いです。

というかそもそも、原子核の陽子が一つ変わるだけで、性質が全く異なる原子ができるって、不思議じゃないですか?陽子一つで硫黄と塩素になるとか…不思議です。



あと、700円で発売されていたエヴァのマンガを読んでいますが、早速A.Tフィールドが出て参りました(笑)てか普通に面白いんだけど…





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